Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

大手バス会社勤務の路線バス運転士です。バス運転士の日常をお届けしたいと思います。

意外なアンケート結果に、驚きです。

2024-03-21 20:12:41 | 日記
20代の女性トラックドライバーが、X(twitter)で2024年問題についてのアンケートをしていました。

内容は、働き方改革により4月から給与が下がった場合、今のドライバー職を辞めるか否かについてです。

ちなみに、トラックドライバーのアカウントのため、回答者の多くは同じトラックドライバーと仮定します。

すると、辞めると回答したドライバーが59%で、辞めないは41%という結果になりました。


約6割弱のトラックドライバーが、辞めるとのことです。どおりで最近タンクローリーに転職する話題が多いと思いました。

私は、先日の記事でインターネットで何らかのアクションを起こす人間は、その問題に対するモチベーションが、アクションを起こさない人間よりも高いと仮定しました。

2024年問題、本当に人手不足になるのか? - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

バス運転士や貨物運送の運転士の中には、運転の仕事に誇りを持ち純粋に運転士の仕事が好きだと云う方もいます。会社愛、業界愛に燃えて、恩義に報いるべく勤務をしている方...

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よって、トラックドライバーの場合は最低でも6割のドライバーが辞めると判断していいと思います。

もしも、働き方改革がなかったらこの6割のドライバーは退職を考えなかったかもしれません。

おそらく一気に辞める事は考えられないと思いますが、1、2年をかけて何らかの転職活動を行うのは予想できると思います。

今回の記事で私が伝えたいこと、「予想よりはるかに人材不足が加速しそうです。」と云うことです。

もしも本当に4月から給与が下がる見込みがある場合、これの対策として助成金や補助金で下がった部分を調整しないと、事業の継続や業界の健全な信用維持が難しくなると感じます。

さて、バス業界はどうでしょうか?上記のアンケートとさほど変わりないと思うのであれば、補助金や助成金の活用も必要になると思います。

もしくは業界全体で治外法権のように、一斉に働き方改革に対しボイコットすることも必要かもしれません。

最近思うのですが、バス業界にはユネスコの文化遺産風な、事業文化財保存規制みたいなものも必要に思います。
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アラフィフ、アラフォー世代の底流にある考え方。

2024-03-21 13:08:17 | 日記
1975年から1985年頃の10年間に出生した世代を一般的に団塊ジュニア世代といいます。

また、1995年から2005年位に就職を迎える年代で、就職することに苦労したことから就職氷河期世代、ロストジェネレーションとも云われています。

特に、1995年から2005年位は既存産業の縮小に伴う過当競争から、今で云うyoutubeの煽り合いのようなことが頻繁に実社会で行われていました。

ブレイキングダウンの原型であるガチンコファイトクラブ、令和の虎の原型のマネーの虎などもこの時期に流行った現象です。

この時期は、今と異なり戦後はじめての経済縮小期であったため、前世代の助言も当てにならず、あらゆることが手探りで進められていました。

そのため、今で云うフリーランス、フリーター、非正規雇用のような不安定な生活環境に身をおく同世代が増えた時期でした。

結果的にこの時期に、比較的安定した地位を得られた職業は、公務員、大企業、地方の中堅企業、大手企業の1次下請けで真面目に勤務を続けた人でした。

あれだけ、「寄らば大樹の陰で大手企業や公務員などの安定した職場を求める事は、今後危険になる。」と喧伝しておきながら結果はこうです。

原因の多くは、デフレ経済により現金の価値が高まることから、リスクを取るより堅実に貯金をした方が賢いとの当然の結果に収まりました。

しかし、この時期に新しい競争力のある商品、サービスが生まれていないことにも注目は必要です。

さて、世の中の過当競争により血眼になることは私は自然の流れで、そこから得られる経験も人生に大いに役に立つと考えます。

問題は、世の中の過当競争による人心の荒廃を治める手段として行われた全体的プロパガンダに、私は問題を感じています。

2005年から2009年頃まで日本では、スピリチュアルブームという強烈な精神洗脳が全体的に行われました。

ゴールデンタイムに、霊能者や女性占い師などの冠番組が行われ、特に我々アラフィフ、アラフォー世代が餌食にされました。

高額なクッズやセミナー、神社、仏閣などのパワースポット巡りなどで散財し人生を狂わせた方も多くいます。特に女性にその傾向が、顕著でした。

他の世代が我々世代を観たときに感じる不可解さやおかしさの底流には、これが原因の一つとして大きいと私は感じています。

人生に空白期間を作り、その後の挽回に苦労している同世代は沢山います。

確かに「ばれなければ、何でもOKだ!」や「やったもの勝ちだ!」の社会的文化については見直す必要はありますが、宗教的洗脳を行う事は、死ぬか生きるか分からない劇薬を処方しているのに等しいと考えます。

日本はこういった危険な荒療治を定期的に行う、恐ろしく投げ槍な側面があります。

私自身も未だにその後遺症に苦しんでいる部分があり、今でも氏神様と先祖の仏壇を拝むことは続けています。

扱いが難しい人間がいたからと云って、強引な宗教的洗脳による恐怖支配を行う事は非常に危険が伴うと感じます。

何故私がこのようなことを云うのかというと、現在の状況がスピリチュアルブーム再来の前夜に見えてしょうがないからです。

今まで精神世界と無縁の人が、「お払いだ!前世だ!オーラだ!」なんて言い出したら時は近いかもしれません。

現在のyoutubeの煽り合いなどの過当競争を観ていると、我々の頃なんか比でないスピリチュアル洗脳が行われるのではと危惧しています。

スピリチュアルブームにはまる人の特徴と、はまらないようにするにはどのようにするべきかについて、詳しく解説している動画がありますので、是非ご覧ください。



本編は、前半部分と後半部分に分かれています。

私はクリスチャンではありませんので、前半部分がためになりました。

後半のキリスト教的な部分は分かりませんが、全体的にスピリチュアルブームの特徴を詳細に語っていますのでためになります。
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やはり、私の強みは法律でした。

2024-03-21 00:40:14 | スキルアップ
以前、法律資格取得についてすったもんだあったことをブログで紹介しました。

どうしたらいいものでしょうか? - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

社会保険労務士の勉強をはじめて、約1週間が経過し今後も頑張ろうと思った矢先の出来事です。昨日、携帯で身内に近況報告をした際、資格の勉強をはじめたことを重ね...

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ここ1ヶ月ブログで記事を投稿してアクセス数や反響を鑑みるに、法律問題に触れたときが結果がすこぶるいいです。

私は以前から、バス会社でインバウンドを含んだ旅行関係の部分を自分で伸ばしていきたいと考えていました。

そんなこんなで、手始めに国内旅行業務取扱管理者の資格を取得しました。

試験勉強で旅行業法、約款、国内観光実務については対策の仕方も分かりすんなり高得点を取れました。

しかし、国内観光地理については苦戦しました。

とにかく、この年齢の単純暗記の難しさと、エンドレスの膨大な暗記量に戸惑いました。

とりあえず、テキストと過去問に出てくる内容をノートの白地図に落とし込み覚えることとしました。



結果は、国内観光実務の得点で国内観光地理の得点を補うかたちで、ギリギリ合格しました。

セーフティーネットは自分で作ろう。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

先日、過去を修正するため資格取得を考えていたことを、記事にしたと思います。そうだ!過去を修正するために資格を取ろう。-Mr.Bᦈ...

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そんなことから、総合旅行業務取扱管理者資格の勉強には躊躇しています。多分取得は考えません。

適性についても、いまいちピンと来ません。地理関係を覚えて、ガイドをするには相当なハードルを感じます。

逆に純粋な法律資格の運行管理者資格取得の際は、比較的簡単に高得点が取れ、余裕を以て合格ができました。

以上のように、ブログのアクセスや反響、法律資格取得の素養を鑑みても、自分の今後活躍する方向性としては、社会保険労務士資格の勉強は重要に感じます。

新しい勉強法への挑戦。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

私の勉強法は至ってシンプルで、基本書を読んで過去問を3回解くごくごく当たり前の方法を愚直に行うことです。運行管理者試験を例に挙げれば、先ず基本書の各用語や...

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もちろん、この資格を取得して転職や独立などは考えません。むしろ、今いるバス業界で、最強の運行管理者を目指してみたいと思います。

その事から、素直に身内に気持ちを話して、理解を得る努力を自分なりにした上で再度社会保険労務士の勉強したいと思いました。
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