Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

大手バス会社勤務の路線バス運転士です。バス運転士の日常をお届けしたいと思います。

若い人だからこそ、ブログを運営しましょう。

2024-08-28 19:00:52 | 日記
若い人の中で、「自分を試したい!」や「独立して事業を興したい!」、「インターネットを利用して自分だけのネットワークを構築したい!」など、既存の会社や組織に頼らない生き方を良しとする考え方が広まっています。

若いんだから、自分を試したいんです。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

若い人の中には、実力主義の世界で自分を試したいと考える方も少なく無いと思います。営業職やIT専門職、飲食関係の中には、このような実力主義、結果主義の...

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この事は、我々アラフィフ、アラフォー世代の若い頃にもあった考え方で、おそらく1997年の「山一證券」の自主廃業の発表から広まった考え方であると私は、考えています。

この考え方が広がる前の日本は、大学を出て、大手有名企業に就職すれば、年功序列で定年まで安定した生活が約束された社会でした。

特に「山一證券」などは、その大手有名企業の筆頭を連ねる会社で、誰もが「倒産しようのない会社」として、認識していました。

昭和のバブル崩壊後、中小企業など経営の不安定化や倒産などのニュースはありましたが、日本には天下の大企業があるため、また2、3年位すれば持ち直すと云う楽観的な考え方が日本中に蔓延していました。

しかし、現実は1997年から始まる生活恐慌で職表安定所には、人が溢れかえる事態に至っていました。

「今を乗り切れば、直ぐに景気は回復するから、しばしの辛抱だ!」と云う、考えを一転させたのが、「山一證券」自主廃業で、この頃から日本経済に対する楽観論者と悲観・懐疑論者に分断されたと私は感じます。

「天下の「山一證券」がこんなことになるなんて!」と、ある種の衝撃があったと私は思います。

当時、私は大学2年生で、教授にも2パターンに別れた考え方が蔓延していたのを思い出されます。

当時は、金融ビックバン、2000年問題を控えていた時期のため、護送船団方式の日本の保護主義を打開する良いチャンスと捉えていた教授が殆どでした。

しかし少数ですが、経済の混沌を危惧する教授も居たのは事実です。

そんな教授や経済人の中には、「これからの若い人は年金も当てにならない将来が待ち受けるから、自分を信じて独立して会社を作りなさい。」と云う方も少なくありませんでした。

そして、その影響を受けた学生は、独立できる資格取得に邁進し、就職活動を軽視する風潮が日本中の学生に蔓延しました。

結果から云うと、その後にデフレ経済になり、お金の価値が上がり物の値段が安くなったことから、堅実に貯金している人間が最大の勝ち組となりました。

具体的には、公務員や大手サラリーマン、中小老舗企業勤務の方などが、その後のリーマンショックを無難に越えていったと感じます。

逆に、中小企業経営者、フリーランサー、個人事業主などは、リーマンショックの影響をもろに受けたと感じます。

デフレ経済での立ち回り方は、紆余曲折あっても堅実な人間が勝ちます。

そんなこんなでリーマンショック後には、「愚直な生き方」を勧めるムーブメントが流行りました。

もちろん、この考え方は間違っていないとは思いますが、このデフレの期間は競争力のある商品やサービス開発などの新たな挑戦がされていないのも事実で、堅実のみの安全牌を重視する考え方には少し疑問を感じます。

「イノベーションだ!寝小便だ!」と政治は言いながら、実態は新たな挑戦を抑制する保護的な政策が採られていた時期でした。

一体何を保護するつもりだったのでしょうか?

これから再び堅実な大企業神話の崩壊から、社会の混乱より生まれる「独立開業精神」がもてはやされる時期が来ると思います。

しかし、その後の市場の縮小や、物が売れない状況を打開するため、再びデフレ政策を「命を守る観点」から必要な時期も予想されます。

もしも、この時期に保護的にデフレ経済にしない場合は、政府が一般国民を見捨てたことになります。

日本は、基本的には個人の生き方を尊重しますが、全体が整って個人の生き方が充実する側面もあります。

そのためには、政治的な介入や統制も今後受け入れる必要はあると感じます。

私は、若い人にバス運転士と云う、公務員的な生き方を、現在(2024年)に勧めています。

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これは、若者の本来あるエネルギッシュな活力から観れば、相反することを云い、非常に酷な内容を伝えていることは充分認識しています。

要するに、これから予想される経済的な災害時の「命を守る行動を最優先にして下さい!」と云うアナウンスを事前にしているのです。

これから株価は、乱高下する殺人相場を予想する経済ジャーナリストもいます。

この殺人相場とともに生きるアントレプレナー思想は、もはや危険な域に達しつつあると感じます。

独立起業の夢は、一旦置いておいて、起業の際の材料としてテキストデータを蓄積させる目的で、細々と無料ブログ(gooブログ)を運営するのも手です。

ここで蓄積したテキストデータは、将来の起業の際の動画作成やホームページ作成、パンフレット・チラシなどの材料に有効です。

また、細々ながら続けることで、周囲の反応を感じながら、自分と周囲との認識のズレを修正することに役に立ちます。

是非とも、起業家精神に溢れる若い方は、一歩立ち止まりブログを運営することをお勧めします。

どのように運営するかは、「ブログみる」のアプリをダウンロードして、興味のあるカテゴリーから先輩ブロガーを抽出して、真似るところからはじめても良いかと思います。

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具体的な情報発信ツールの運営として、初心者はブログから開始する方が、無難な運営ができるのではと感じます。

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