とまと日記 2011

最近、映画のイラストばっか。気ままに続けます

06.10.30 タイ旅行紀2 バンコクのふしぎ 

2006年11月04日 | 生活と僕
2日目
朝から王宮へ行きます。ホテルから出た瞬間、34°の熱帯気温が直撃します。暑いけど日本のじめじめとは違って、カラっとした暑さ。でも暑いもんは暑い。
駅の広告にはキャシャーンのパチモンが。(写真1)

王宮は恐らくバンコク市内1、2を争う観光スポットです。それはそのはず、名の通りthe王宮。金金金色!装飾装飾金金金!!!!(写真2)
目に飛び込む情報量がハンパないです。隙間なんて存在は許されないがごとく装飾で埋め尽くされています。ヨーロッパのデコレーションとは違った情報量です。(写真3)

勝手に予想だけれども、タイから韓国、沖縄へとこのような装飾文化が移ったのかな??。沖縄に通じる造形です。でも本場はすごいなぁ。
宗教の力ってとんでもないな。。日本の大仏なんて観光資源にもなりはしないと思ってしまいます。なぜ鎌倉大仏や奈良や牛久大仏にあれだけの集客があるのかが謎になって来る。ここの王宮には鎌倉、奈良レベルの巨大クラスの仏像がごろごろある。三十三間堂みたいなのもいくらでもある。宗教の本場本物とコピーの違いか。無宗教の僕には「なんだこれ!?」と驚くしか出来ませんでした。

タイの大仏は金で塗り固められていて、きらびやかで細やかな装飾の空間が神聖な雰囲気を感じる。だけれども、正直空港でも感じたけど、なんか、甘い。
甘いというのは、大仏の造形をとっても巨大になればなるほどデッサンが狂っているかのようになっていました。のっぺりしているというか。。でかい大仏の量産体勢があったのかと思えるほど雑。空港も一見、「ちょーすごい」んだけど、コンクリの最後の仕上げが甘かったり、あまり見られないところは手抜きしてあったりしていて、日本の細やかな仕立てさは感じられなかったなぁ。今となってはそう思う。。そんな目で日本の奈良、鎌倉大仏を見返すと、なんとも美しいではないですか。静かで知的なzjapanese coolですな。

その後、リバーサイドレストランで初のタイ料理を。辛!!!甘!!!!。(写真4)


その後、ワット・ポーという寺院へ。(写真5)
全長46mの横たわっている仏像です。でっっかい。なんてスケール感覚なんだろう。この国は。
写真では伝わりません。身近に見れる分、牛久よりも違った意味で迫力です。(あれもとんでもない存在感。)何より例のごとく金色で塗られています。
そし近くの仏塔の装飾がデコレーションケーキみたいでかわいい!!!(写真6)


それにしても日本人も多いけれど。西洋人の観光客がめちゃくちゃ多い。もの珍しさというか、キリスト教とは異なった世界観の仏教世界はさぞ興味深いんだろうなぁ。ギラギラして光り輝く黄金のセンスも西洋人には新鮮でしょうて。キリスト教と仏教を極めた教授っぽい人と行ったら、めちゃくちゃ楽しいに違いない。

その後、ワット・スケートと呼ばれる人口の丘寺院へ行ってバンコク全景を眺める。貧富の差に唖然。

そしてバンコクの六本木ヒルズ、『サイアムパラゴン』へ。(写真8)なんじゃこりゃ。
なんじゃこの豪華高級スポットは…。タイの一般市民層は立ち寄れそうにない。日本と変わらぬ金額。ブランド。
タイは本気で世界が二分している。裕福層と貧富層。。。
そこで併設されている水族館へ。ディズニーシーにあっても違和感がない水族館という名のアトラクション!!本当にタイですか??(写真7)

本日の締めくくりは、疲れた体を癒すかのように地上63階立ての屋上に作られた高級レストラン「シロッコ」へ。(写真9)
すんごい。日本ではまず無理なレストランです。360°光の都。山がないから東京タワーで見る都市とは見え方の桁が違う。なによりガラスで仕切られていない、生の天空体験は眉唾物の鳥肌物の体験です。口が閉まりません。
天使の都という意味もわかる。ものすんごごい体験でした。おいしいし。やばいわぁ。タクシー代が90円で、シロッコの食費が9000円。
物価が崩壊しているでしょう?。
日本だと風強いから作ることすら無理でしょう。。。そして客は皆観光客。そう、市民では入れないほど高級ってことなんでしょう…。



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