とまと日記 2011

最近、映画のイラストばっか。気ままに続けます

06.10.27 私の目は節穴です

2006年10月27日 | 生活と僕
僕の目は節穴です。色に関して言えば確実に。全国20人に1人いると言われる色盲です。


今日は最後のバイトのハズでした。高校から何回かバイト先を転々としました。。思えばバイト先がロッテリアに買収されて、実質全員首になるということもありました。そんなお店に行ってお仕事をする学生バイトも今日で終わりです

が、もう一人のバイトさんも本日付けをもってお止めになるそうで。小さなデザインの事務所なので、いきなり二人抜けると戦力格段に下がるわけで。。で、説得されました。え。。?
とりあえず卒制があるからと、11月から12初旬までの長期休暇扱いとなりました。なんだか、お話がちゃうやない。。
結局卒業まで在籍扱いらしいです。でも1月から免許とらにゃいかんから行けなくなりそうな予感ぷんぷんです。

なんてことがありました。

この簡単なデザイン事務所のお仕事のなかに、色調補正というお仕事があります。
例えば、絵描きの人がお仕事でどっかにデータ入校するとき。スキャンしてデータ化するんですが、スキャンの際、生原稿とどうしても色が食い違ってしまいます。そんな色の誤差を修正して、生原稿に近いカタチにしてあげるお仕事です。
(でも正確になんて無理です)

で、今日も簡単な色調補正のお仕事が回って来ました。でも僕は色調補正が一番苦手です。
僕は色盲です。全国的に珍しいことではなく、300万人いるそうです。色盲は、色を判定する錐体細胞(赤・緑・青)という細胞の一部が欠けている先天性の軽い障害だそう。(障害といっても、AB型の人よりも人口が多いので障害扱いにはなりません。)
僕はその中の赤緑色覚異常だそうで。色覚異常の中で一番多くて、赤と緑の区別が付きにくいんです。
でも色というのは赤・緑・青が混ぜ合わさってできているんで、普通の人とは見える世界の色がかなり違うらしい。
普通に生きて行くうえでは、何も問題はありませんが、色をどうしても扱う僕にとってはショックの源になってきています。

・当然のようにオレンジから緑、茶色、赤の区別が怪しい。
(赤を買ったつもりが茶色だったってことはよくある。)
・肌色と思っていた色が緑色だった。
・緑から茶色の判定が微妙。
・EVA初号機は青色だと思っていた。
・地下鉄マップの色違いが分からない。
・かぼちゃってオレンジなの?緑なの?
・ピンクと同明度の青が同じに見えることがある。
・親に僕の手が緑色って言われる。(えっっ)
など。

絵の具の場合、チューブに「茶色」って書いてあるからそこまで困らなかったけど、データになるとCMYKやRGBの数値になるともう理解不能です。微妙な色合いは理解に苦しいっす

今日も「まったく違う」「緑じゃなくて茶色だよ」とか言われてへこむ。でも理解できないんです!!
見えません!!私の目は節穴なんです
ですので私の目は信用できません。がーん

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