久々に絵を描きます。
暇じゃないんだけど…。
なにも考えないでフォトショップで塗り塗りしていく作業はなんだか楽しい。
そんで書いてみると意外なほどに複雑かつ見事な面構成に驚かされる。
アニメーションの好きな一つの理由に、線と面があります。
単純な一本の線がベタ面なのにふくよかな立体として認識できちゃう。
加えてたった何色かで色分けされているだけで、もう奥行きまで感じられる。
何千枚も書かないといけないので、線はどんどんそぎ落とされていく。
その一本の責務は重いのです。
ちゃんとカタチを把握理解していないとばれちゃう。極めてシビアだと思う。
「イノセンス」でラストあたり、バトーがよいしょと地下に降りて、体をぐるりと回しながら警戒して走り去って行くシーンがあるのですが、そのシーンを思い出すときが多々あります。
後々になってオシイ監督がそのシーンは最高のアニメーターに指名したと言っていました。
やっぱり。。線で立体感だけじゃなくって、走るときの足にのしかかる体の”重さ”までをも感じた最初で最後のシーンかもしれない。
絵であるからには、すべてが作り物の嘘なのに、その嘘が極めてリアルな情報を提示して来る時。
そのアニメーション職人が放つ”嘘”にため息をつきたいのです。
僕はそんな人が引いた優秀な線達に出会うのがとても好きです。
でもこんな絵を1日何枚も描く優秀なアニメーターは本当にすごいっすね。
もう一個の好きな理由
暇じゃないんだけど…。
なにも考えないでフォトショップで塗り塗りしていく作業はなんだか楽しい。
そんで書いてみると意外なほどに複雑かつ見事な面構成に驚かされる。
アニメーションの好きな一つの理由に、線と面があります。
単純な一本の線がベタ面なのにふくよかな立体として認識できちゃう。
加えてたった何色かで色分けされているだけで、もう奥行きまで感じられる。
何千枚も書かないといけないので、線はどんどんそぎ落とされていく。
その一本の責務は重いのです。
ちゃんとカタチを把握理解していないとばれちゃう。極めてシビアだと思う。
「イノセンス」でラストあたり、バトーがよいしょと地下に降りて、体をぐるりと回しながら警戒して走り去って行くシーンがあるのですが、そのシーンを思い出すときが多々あります。
後々になってオシイ監督がそのシーンは最高のアニメーターに指名したと言っていました。
やっぱり。。線で立体感だけじゃなくって、走るときの足にのしかかる体の”重さ”までをも感じた最初で最後のシーンかもしれない。
絵であるからには、すべてが作り物の嘘なのに、その嘘が極めてリアルな情報を提示して来る時。
そのアニメーション職人が放つ”嘘”にため息をつきたいのです。
僕はそんな人が引いた優秀な線達に出会うのがとても好きです。
でもこんな絵を1日何枚も描く優秀なアニメーターは本当にすごいっすね。
もう一個の好きな理由