今 部屋を片付けています。
そもそも器が少ないのに大量のモノが溢れているんだから、収納できる訳がないんです。
やっぱり大量の思い出が大量のゴミと化しました。
でもやっぱり捨てられないものたちもあります。
今回はそんな思い出の一部を紹介。
1個目は
高校1年生の時(1999年)に興奮のルツボへと誘った『マトリックス』のマンガ(とはいえないほどの粗末なもん)。
B5ルーズリーフに書き殴った感のあるもの。製作時期は授業中です。
後半の本拠ビルへモーフィアスを助けに行く殴り込みシーンから書き出してあるものの、随所に回想として本編を切り刻んで散りばめていました。一回見たことがある人ならその構成だけで一作目のほぼ全てのプロットが揃うようになっています。
若干個人的な解釈と内面性をちゃっかりいれていました。恥ずかしい。
今更見返すと下手さに驚愕と恥ずかしさを感じながらも、ページごとに絵柄がどんどん変わって行くことに面白さを感じます。
この時既に、マトリックスに影響を与えた「男達の挽歌」を愛していたので、より濃厚にしてやろうともくろんでいます。
印象的なシーンには地下鉄という野暮ったいロケーションから教会にシーンを移し、まさに「狼・男達の挽歌/最終章」さをだそうとしている。笑える。ジョン・ウーのハトも飛ばしてみたり。そして未完!
いや、ほんと非常に苦笑できます。クラスにできたページから回し読みさせてたなぁ。
今思えば、描き方のタッチとかラインの癖はここでできたといっても過言じゃなさそう。やっぱりフラっと人を描くときの『ライン』はこれらの延長線上にある。
あー恥ずかしい