組み合わせの妙

2006-01-29 19:38:25 | Weblog
 昨日の府中のメインレースはG3東京新聞杯、江田照
騎乗の11番人気の伏兵フジサイレンスが大外強襲を決
めたわけだが。

 それにしても2着はオレハマッテルゼ。最近このくらいで
は珍名とは感じられなくなった感覚の麻痺が恐ろしい。先
に某有名ブログにおいて、オレハマッテルゼとオトコノユウ
ジョウの二頭が出ていたレースが取り上げられていた。た
しかになんというか、「いい取り合わせ」ではあると思う。
だが昨日の東京新聞杯ではもっと凄い組み合わせであっ
た。

 1枠2番イヤダイヤダ。調子がいまいちだったのか実力が
ナニだったのか、9着に敗れたが、万一この馬が好走して
いたらと思うとちょっとアレ。というかアレすぎ。

「最後の直線、先頭はオレハマッテルゼ。オレハマッテル
ゼ1馬身リード。さあ、内をついてイヤダイヤダ。イヤダイヤ
ダが伸びてきた。イヤダイヤダ捕らえるか、オレハマッテル
ゼ、イヤダイヤダ、オレハマッテルゼ、イヤダイヤダ、オレハ
マッテルゼ、イヤダイヤダ、わずかにイヤダイヤダか」

 これではストーカーとその被害者である。オトコノユウジョ
ウとの取り合わせは思わず微笑がこぼれたが、これはなぁ。

 そういえば数年前の中山グランドジャンプで、外国馬でボ
カボカという馬が出走していた。一番人気は当時全盛だっ
たゴーカイで、「この二頭で決まればゴーカイにボカボカ。な
んかひとどついてるようでアレだな」と笑い話のネタにしてい
たら、ほんとにこの二頭でワンツー決めたことがある。知りあ
い、この語呂合わせが面白いといって馬券を買って見事に
的中。馬券が当たるときってそんなモンだったりします。

 そしてまた本日、ややストロングな名前の馬が府中の第1
レースに出走していた。

 第1レース サラ三歳未勝利 牝馬限定 5枠9番 ゴックン

 牝馬でゴックンですぜ。なに飲むんだいったい。で、この馬
当該レースで2着に好走しましてですね、テレビ見てたら実況
でこの馬名が呼ばれること呼ばれること。「ゴックン、ブルーポ
ラリス、ゴックン、ブルーポラリス!」

 ツバキとかナマツバなんて馬が出てきたら。いやそれより、
先にも書いたが船橋所属のキンタマーニ、かの馬との豪快な
対決をなにとぞ実現してもらいたいと思う。