motemon と スウェーデン

メキシカンと結婚して北欧スウェーデン南部の町、ルンドで新生活をスタート。

日常、旅、思うこと等、あれこれ書きます。

ルンド大学で開かれた地震に関する集い

2011-03-18 07:10:18 | つれづれ日記

今日また、日本の地震に対しての集まりが、ルンド大学でありました。

会場の様子(教授陣に質問する学生たち)

 



三重大学からの教授2人、準教授の合計3人をゲストに迎えて、大学の図書館のカフェテリアで意見を交換しあうといった内容。

まずはじめに、3人の教授らから挨拶とともに、地震に関してのそれぞれのコメントがありました。期待していたのは、原発問題に対するもう少し専門的な説明、もしくは東北、もしくはその他の地域での地震後の様子、などでしたが、ニュースから得られる情報以上の提供は、残念ながらありませんでした。

印象に残った点をまとめると、

サーチ(調べる)三重県の津市でさえ、地震当初、大きな揺れを感じたこと。
揺れが通常よりとても長く、大きな地震が起こったことを確信したこと。

サーチ(調べる)原発問題に対して、自国民に国外退去勧告を出しているほとんどのヨーロッパの国は、チェルノブイリ事故のトラウマ(当時、避難が遅れ被爆者が多数でたことによる)で過剰反応をしてしまっている可能性があること。

サーチ(調べる)一人の教授は、阪神淡路大震災の当時、神戸に住んでいた元被災者。彼曰く、震災中心部から離れれば離れるほど、実際情報が得られやすい(もしくは情報が氾濫状態)。実際にもっと情報が必要なのは当事者たちだが、すぐには行き渡らない。サポートする側は、とにかくパニックを起こさず、冷静にサポートできることを実行していくことが大切ということ。

サーチ(調べる)準教授のフランス人は、地震発生当時、東京にいた。帰宅難民になり、避難所で一夜を過ごし、次の日の電車で三重へ戻った。道路に溢れた徒歩帰宅の人波を忘れることができないという。

サーチ(調べる)3人の教授らは、3月16日スウェーデン東京から、フランクフルト経由で入りしたが、成田空港での外国人の出国ラッシュを目の当たりにした。空港では特に建物の目立った損傷は見かけなかった。(一部ラウンジが使用不可だったらしい)

3人の簡単なスピーチの後、質疑応答、自由ディスカッションの時間になりました。ちなみに、3教授らのスピーチは日本語で行われました(この辺が不確かだったので、他の友達を誘い損ねた)。

会場には、日本の留学生が多く、また日本語を学んでいるスウェーデンの学生もたくさんいた。中に、先日の月曜日に、家族が行方不明になっているというスピーチをした彼がおり、家族は皆無事だという確認ができたそうですexclamation ×2知り合いが現地に行って確かめてくれ、連絡をしてくれたそうです。まだ本人たちとは会話ができていないとのことでしたが、とりあえず本当に嬉しかったですぴかぴか(新しい)

最後に、

日本在住の留学生のために、地震情報を翻訳しているボランティアのグループを紹介していたので、興味ある人はFaceBookで検索してみてください。

ペンAct for japan in Sweden and Denmarkえんぴつ

私も微力ながら、翻訳を手伝えるかと思い、連絡してみようと思います。
今の時点では、実際どのように貢献できるかは定かでないので、質問がある方はメールください。

TV局の取材もきてました(スウェーデンのNHK的、SVT。)

最後まで読んでくれてありがとうハート
今日も皆様の無事をお祈りしてますチャペル

 

ヘイド~




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