ときどき晴れ

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建設フォーラム2006

2006年11月07日 | 建築
日経BP社30周年記念行事の「建設フォーラム2006」に行ってきた。

別講演は、「黒川紀章」先生。
久しぶりに先生の哲学論の「共生」を聞いた。
この哲学は、何時聞いても面白い考えだ。
参考までに、「共生」とは、対立、競走し、矛盾しつつ同時にお互いを必要として関係をさす。
対立しているのに、お互いを必要とする・・・。
やはり面白い哲学だ。

講演の中で、「中銀カプセルタワー」の建替えにかなり反対していた。
カプセル自体を新型に変えればいいと言っていたが、でも、いくらカプセルが新しくなってもカプセル自体のモジュール小さ過ぎて、現代社会のニーズに合っていない気がする。

今回マッターホルン行くときに、トランジットした「クアラルンプール新国際空港」も黒川先生の設計だったとは・・・・。



■「クアラルンプール新国際空港」デザインも計画の良い空港だった。

 研吾氏の講演
色々なプロジェクトの、素材利用の苦労話がとても興味深かった。
今回紹介された、建築は時間を作り是非見てみたい。

村 洋太郎氏の講演 「失敗学のすすめ」
建築の専門家ではない視点で、建築家の弱点や設計の盲点を指摘してくれて、今日の講演の中では、一番面白く為になった。
我社のように建築業界の常識や慣習にとらわれていては、何も変えられない。
他の業界のノウハウを勉強するべきだ。
是非、わが社のバカ施工部長に聞かせたい内容だった。
BLOGを書いていたら、口先だけのマネージメントしか出来ない施工部長にムカついてきた。
施工部長ぶっ飛ばす!

参考までに「失敗学のすすめ」のレジメです。
①失敗についての見方。
②失敗を捉える視点。
③失敗知識の伝達。
④失敗の必然性。
⑤失敗を生かすための工夫。