新青森に着きました。都内でも雪が降ったからには東北などなおさらだろうと思ったところが、どこまで行っても数日前に降ったらしき雪がうっすら残る程度で、七戸十和田の前後からようやく雪景色になってきました。それとて例年に比べればどうということのない積雪です。この先再び寒くなりそうな気配もなく、短い冬は駆け足で過ぎ去ろうとしています。
筋書き通り「スーパー白鳥」に乗り継ぎますが、今回は青森で早々に下車します。北海道新幹線の開業後、新青森から青森までの移動手段は、3往復に削減される「つがる」を除き悪名高き701系となりそうな情勢です。そうなれば青森駅で降りる機会が激減するのはもちろんのこと、青森に列車で来る機会自体が激減しかねません。行きも帰りも普通乗車券の利用となり、そのままでは函館で途中下車できないこともあって、青森で腹ごしらえを兼ねて昼酒をいただこうという算段です。
新青森行の始発が「はやて」から「はやぶさ」に変わって速達化されたにもかかわらず、接続する「スーパー白鳥」の時刻がほぼ変わらなかった結果、吹きさらしの殺風景なホームで30分近くも待たされるようになって三年近くが経ちました。この空疎な待ち時間が解消されることは、北海道新幹線のもたらす唯一にして最大の恩恵といっても過言ではありません。穿った見方をすれば、短縮効果を大袈裟に見せかけるため、あえて在来線時代の接続を悪くしていたようにも思えます。そして、わずかばかりの恩恵と引き換えに、それを帳消しにして余りある様々な不条理がもたらされるでしょう。沈黙の春まであと53日です。
コンコースに設置された「思い出ありがとうメッセージ」のボードが、早くも半分以上埋まっていました。復路は新青森を素通りする予定であり、来月戻ってくる頃には余白も全て埋まっているでしょう。しかしそれはそれでよいのかもしれません。自分が何かを書き残そうとしても、上記の通り愚痴になってしまう可能性が高いからです。
★新青森1017/スーパー白鳥1(4001M)/1023青森
筋書き通り「スーパー白鳥」に乗り継ぎますが、今回は青森で早々に下車します。北海道新幹線の開業後、新青森から青森までの移動手段は、3往復に削減される「つがる」を除き悪名高き701系となりそうな情勢です。そうなれば青森駅で降りる機会が激減するのはもちろんのこと、青森に列車で来る機会自体が激減しかねません。行きも帰りも普通乗車券の利用となり、そのままでは函館で途中下車できないこともあって、青森で腹ごしらえを兼ねて昼酒をいただこうという算段です。
新青森行の始発が「はやて」から「はやぶさ」に変わって速達化されたにもかかわらず、接続する「スーパー白鳥」の時刻がほぼ変わらなかった結果、吹きさらしの殺風景なホームで30分近くも待たされるようになって三年近くが経ちました。この空疎な待ち時間が解消されることは、北海道新幹線のもたらす唯一にして最大の恩恵といっても過言ではありません。穿った見方をすれば、短縮効果を大袈裟に見せかけるため、あえて在来線時代の接続を悪くしていたようにも思えます。そして、わずかばかりの恩恵と引き換えに、それを帳消しにして余りある様々な不条理がもたらされるでしょう。沈黙の春まであと53日です。
コンコースに設置された「思い出ありがとうメッセージ」のボードが、早くも半分以上埋まっていました。復路は新青森を素通りする予定であり、来月戻ってくる頃には余白も全て埋まっているでしょう。しかしそれはそれでよいのかもしれません。自分が何かを書き残そうとしても、上記の通り愚痴になってしまう可能性が高いからです。
★新青森1017/スーパー白鳥1(4001M)/1023青森
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