日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

春まだ浅い信濃路へ 2015 - 特急街道

2015-02-21 07:35:02 | 関東
八王子で相当数の乗車があり、新宿から満席だった自由席には通路まで立ち客が溢れました。それも一人や二人ではなく、隙間なく並んでいるに等しいような状況です。去年の記録を繙いても、八王子から甲府までは立ち客がいたことになっており、今日に限ったことではないのでしょう。
通路まで立ち客で溢れるのが当たり前といえば、思い出すのは先日北陸で乗車した521系です。しかし、あちらは3両分の乗客を2両に詰め込んだ結果なのに対し、こちらは北陸特急も顔負けの堂々たる12両編成、なおかつ30分間隔の運転です。鉄道会社による運用が破綻しているというより、そもそも乗客が多過ぎるというのが実態なのでしょう。高速バスが頻発する中、割高な運賃と料金を支払い、あまつさえ立たされてでも列車に乗ろうとする人々がここまで多いのは、やはり中央道名物の渋滞を嫌ってのことなのでしょうか。
新幹線が五年後に福井へ到達すれば、長編成の特急列車が毎時一本以上、200km超の距離を走る区間も、中央東線がせいぜいになってしまうわけです。この路線がいずれ全国一の特急街道になるというのですから、時代は変わったものだと実感せずにはいられません。

コメント    この記事についてブログを書く
« 春まだ浅い信濃路へ 2015 - ... | トップ | 春まだ浅い信濃路へ 2015 - ... »

コメントを投稿