日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

中国九州縦断ツアー 2016 - 五日目

2016-11-23 08:58:45 | 九州
おはようございます。昨夜は結局「瓢六」一軒限りで完結となりました。これは「瓢六」が実に秀逸だっただけに、無理にはしごする必要性を感じなかったという事情によるところが大です。つまり旭川の「独酌三四郎」、長岡の「魚仙」と同様の現象が熊本でも起きたということになります。
もう一つの理由として、熊本の呑み屋街があまりに大きく、二軒目を探そうにも手がかりを掴めなかったという点が挙げられます。いや正確には、規模というより雰囲気といった方が適切でしょうか。というのも、呑み屋街のどこへ行っても中洲の大通り、天文館の文化通りを彷彿させる派手派手しいネオン街が続き、提灯の明かりが灯る薄暗い小路の類は全く見当たらず、どこを探せばよいのか見当もつかなかったのです。
実際のところ「瓢六」もそのようなネオン街の雑居ビルにあり、先達の導きがなければまず発見できなかっただろうと思われます。これまで熊本で呑むというと、限られた時間の中で「瓢六」だけ訪ねることがほとんどで、呑み屋街をくまなく歩いたことがありませんでした。それだけに、中洲と天文館をも上回る派手派手しさは今更知ったというのが実情です。熊本では自力開拓を試みても徒労に終わる可能性が高く、教祖の導きに従った方が賢明なのかもしれません。

五日間の長旅も今日限りとなりました。最終かその一本前の新幹線で帰るのは確定的ですが、それまでの行動については流動的な面があります。とりあえず熊本にしばらく滞在するつもりですが、曇りがちの天候も考えると、終日滞在するほどでもなさそうです。昼頃には切り上げて移動し、下関の「三枡」で一杯やってから帰るのが順当といったところでしょうか。とはいえそれではあまりに芸がないのも事実だけに、他の使い道がないかどうかについても考えてみます。

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