今回の長旅は北陸の銭湯に開眼した旅でもありました。今夜も一風呂浴びていきます。立ち寄るのは「くわな湯」です。
木津屋旅館に泊まると、浅野川の対岸に銭湯の明かりが見えます。宿泊すれば当然ながら宿の風呂に入るため、銭湯の出番は一度もなかったものの、正方形の行灯に一文字ずつ屋号を描き、深夜まで明かりを灯すこの銭湯が、常々気になってはいたのです。今回ようやく訪ねる機会が巡ってきました。
箱型をした鉄筋コンクリートの不愛想な建物は、先週末に訪ねた伏木温泉にも通ずるものです。しかし建屋は一回り大きく、賑わいでも上を行きます。新湊、輪島、伏木のいずれでもそこそこ賑わっていた以上、金沢でこうなるのも宜なるかなではあります。
北陸の銭湯を何軒か訪ね歩いて気付いたのは、京都の銭湯のような古びた味わいが希薄だということです。しかし、それはこまめに手を入れているということに他ならず、こまめに手を入れるということは、取りも直さず繁盛しているということでもあります。京都の古い銭湯を矍鑠と形容するなら、新陳代謝が盛んとでもいえばよいでしょうか。北陸の銭湯の特徴を、次第に掴めてきたような気がします。
★くわな湯
金沢市東山3-1-5
076-252-2659
1300PM-2330PM
月曜定休
入浴料440円
木津屋旅館に泊まると、浅野川の対岸に銭湯の明かりが見えます。宿泊すれば当然ながら宿の風呂に入るため、銭湯の出番は一度もなかったものの、正方形の行灯に一文字ずつ屋号を描き、深夜まで明かりを灯すこの銭湯が、常々気になってはいたのです。今回ようやく訪ねる機会が巡ってきました。
箱型をした鉄筋コンクリートの不愛想な建物は、先週末に訪ねた伏木温泉にも通ずるものです。しかし建屋は一回り大きく、賑わいでも上を行きます。新湊、輪島、伏木のいずれでもそこそこ賑わっていた以上、金沢でこうなるのも宜なるかなではあります。
北陸の銭湯を何軒か訪ね歩いて気付いたのは、京都の銭湯のような古びた味わいが希薄だということです。しかし、それはこまめに手を入れているということに他ならず、こまめに手を入れるということは、取りも直さず繁盛しているということでもあります。京都の古い銭湯を矍鑠と形容するなら、新陳代謝が盛んとでもいえばよいでしょうか。北陸の銭湯の特徴を、次第に掴めてきたような気がします。
★くわな湯
金沢市東山3-1-5
076-252-2659
1300PM-2330PM
月曜定休
入浴料440円
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