日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

錦繍の飛騨を行く 2016 - かがやき518号

2016-11-13 21:26:19 | 北陸
最終の新幹線で帰ります。運用につくのは久々の乗車となる西日本所属車です。
新幹線の開業前は、最終の上越新幹線に接続する「北越」が金沢を出るのが七時前、富山を出るのが七時半でした。それが今では二時間前後も繰り上がったわけで、便利な時代になったともいえます。ただし、今日に関する限りは浮いた時間を持て余し、開業前のダイヤでも余裕で帰れる状況でした。高岡から乗る場合、新幹線への乗り換え駅が長岡から富山に変わっただけであり、乗り換えの手間については全く変わりません。金沢、富山の両駅以外に新幹線の恩恵がほとんどないという現実を、如実に物語る結果です。むしろ在来線の無惨な姿を一度ならず二度までも見せつけられ、北陸新幹線がもたらした弊害をまたしても実感させられました。
多くの代償と引き替えに開業した北陸新幹線ですが、「かがやき」に関していえば今回も空いています。がら空きだった前回の乗車よりましとはいえ、「はやぶさ」「のぞみ」の最終列車と比べても乗車率の違いは明らかです。「はくたか」がそこそこの乗車率であることを考えると、全車指定の上に高崎にすら停まらない使い勝手の悪さが敬遠されているのでしょうか。真相はさておき、速い上に空いているのは助かります。

★富山2120/かがやき518(3518E)/2332東京

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