日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

錦繍の飛騨を行く 2016 - 小馬

2016-11-13 20:32:49 | B級グルメ
今回悩ましかったのは、旅をどのようにして締めくくるかです。明るいうちに高山を出て富山に着くとすると、最終の新幹線まで四時間半が残ります。しかるに日曜の富山では呑み屋の選択肢が皆無に近く、頼みの綱の「真酒亭」も年内の日曜は全休です。金沢ならば日曜でも豊富な選択肢があるものの、都市間の移動はもちろん駅と市街の間の行き来にも一手間かかり、交通費が嵩むばかりか持ち時間も削られて、二軒はしごするのがせいぜいとなります。その結果中間の高岡まで足を延ばし、「たかまさ」で一献傾けた後、時間が余れば富山で店を探すという選択に至ったわけです。
しかし予想通りというか何というか、富山に戻って駅前の呑み屋街を歩いても、これはという店がないのは明らかでした。もちろん高岡で一献傾けてはおり、呑み足りないわけではありません。413系の乗車で締めくくることができれば有終の美だったともいえます。しかし車掌によるあるまじき行いがそれを台無しにしました。旅の終わりがあれでは後味が悪すぎるというものでしょう。ならばどのようにして幕を引くかと考えたとき、浮かんできたのがオムライスの「小馬」でした。昭和の頃から時が止まったような店内で、クラシックの優雅な調べを聴きつつ名物のオムライスをいただけば、荒んだ気分が多少なりとも癒されるようです。

小馬
富山市桜町1-7 平岡ビル2F
076-432-1082
平日 900AM-2200PM(LO)
金曜・土曜 900AM-2300PM(LO)
ふんわりオムライスSサイズ780円

コメント    この記事についてブログを書く
« 錦繍の飛騨を行く 2016 - 続... | トップ | 錦繍の飛騨を行く 2016 - か... »

コメントを投稿