日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

早春の越後を行く - 直江津泊

2015-03-07 17:07:19 | 甲信越
結局午後は曇ってしまい、さしたる収穫もなく終わりました。とはいえ、さほどの期待をしていなかった状況で、午前だけでも完勝といえる結果を残せただけで十分です。光量も大分落ちてきたため、今日は早々と切り上げて投宿します。

結論から申しますと、今日は直江津に泊まります。しかし、夜の部をどう組み立てるか、そのためにどこでで宿をとるかついてはかなり逡巡しました。
現在地を考えれば、直江津に泊まるのが最も自然な成り行きであり、翌日の行動を考えた場合にも何かと好都合です。しかも先週と同様、車を置いて「妙高5号」にも乗れます。ただし、直江津に泊まった場合の唯一にして最大の難点は、呑み屋の心当たりが全くないということです。
ここで浮上してくるのが、長岡の「魚仙」で呑むという選択です。長岡まで移動するのは一仕事だとしても、たとえば柏崎に泊まって電車に乗れば、十分行き来できる距離ではあり、115系の普通列車にも乗れて一石二鳥です。その結果、居酒屋を妥協する代わりに「妙高」に乗るか、心ゆくまで呑む代わりに115系で妥協するかという、非常に甲乙付け難い選択となり、必要以上に逡巡してしまった次第です。
そのような中、結局直江津に落ち着いたのは、「妙高号に来週はない」という差し迫った事情からです。長野で呑む機会をあえて切った前回と同様、今しかできないことは何かと考えた結果、このような決断に至りました。

長岡で呑むかどうかでこれほど逡巡したのは、キャンプとの二者択一で迷った昨秋以来です。それだけに、長岡を切るという選択が最善なのかどうかは、現段階では何とも言いようがありません。とはいえ、日本海縦貫線の要衝が最後の賑わいを見せている今、当地に宿をとるのも一興というものでしょう。唯一の懸念材料である居酒屋についても、先ほど市街を通ってきた限りでは、並以上の店でよければいくつか選択肢はありそうに見えます。直江津には古きよきMOSもあるため、それらを含めて楽しめるだろうと期待しています。

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