日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

海を渡って沖縄へ 2018 - 三連泊の効用

2018-10-30 21:42:40 | 沖縄
旧道を交えつつ、国道58号線を走破して那覇に戻りました。走行距離は250kmを超えました。北海道はともかく、この小さな島でそれだけ走ったとは我ながら驚きです。
明治橋にある終点の距離程は121.8kmとなっていました。つまり、58号線の往復が行程のほぼ全てだったことになります。しかし、一本道を行って戻っただけとはいえ、奥の淋しい集落から那覇の大都会に至る旅路は、川を源流から河口までたどるかのごとき独特の旅情を持っていました。街と街とを結ぶ多くの幹線国道ではあり得ない、沖縄ならではの旅だったともいえます。短い晴れ間が要所に重なるという幸運もあり、昨日に比べて相当楽しめたというのが実感です。
よくよく考えると、沖縄に三泊を奢ったのはやりすぎだったともいえます。弘前などごく一部の例外を除き、大抵の街には年に一泊、多くとも二泊できれば御の字だからです。たとえば九州についていえば、去年は福岡、長崎、鹿児島のいずれについても一泊しかできませんでした。今年は長崎に連泊するという宿願を果たし、福岡と鹿児島にもそれぞれ二泊ずつを割り当てる予定ですが、三泊を注ぎ込むのは年間の日程を考えてもかなり厳しいものがあります。それらとの均衡を考えても、沖縄を二連泊にとどめ、今日の便で福岡に飛び、あちらに泊まって明日帰るという手はあったのかもしれません。
しかし、仮に例年通りの二連泊だったとすれば、今日の昼過ぎまで活動して時間切れとなるところでした。つまり、昨日も今日も中途半端で終わっていた可能性が高いということです。やはり三連泊の効用は絶大だったことになります。毎年とは行かないまでも、たとえば二連泊と三連泊を隔年で使い分けていくのは一案でしょう。

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