日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

九州沖縄縦断ツアー 2016 - 博多の夜

2016-10-30 18:46:48 | 九州
福岡空港からバスを二本乗り継ぎ市街に入りました。投宿し一風呂浴びてさっぱりしたところです。
日程繰り上げの弊害にいくつか直面してきた今回の道中ですが、その一つであった那覇の宿泊事情については、幸運にも修復を図ることができました。これに対してどうにもならなかったのが、福岡に泊まるのが日曜となってしまうことです。出発を一日遅らせれば日曜を回避すること自体は可能だったのですが、この場合帰ってから次の活動までが中一日となってしまい無理がありました。その結果、呑み屋の選択肢が絞られるのを承知で日曜の宿泊にしたという経緯があります。
もっとも、これについてはよい機会でもあると考えることにします。特に今回注力したいのが屋台で呑むことです。近年では居酒屋で呑むことがほとんどになり、屋台は最後にラーメンだけいただく場となっているのが実情ですが、その間に屋台が年々衰退し、五年、十年後にはどうなるのかと気がかりになるほどの様相を呈しています。そのような苦境にあって、屋台という文化の活性化に少しでも貢献したくなったとでも申しましょうか。もちろん、日曜だけに屋台の数が減るのは致し方ありませんが、宿へ向かう途中に準備をしていた屋台が一軒あったため、少なくとも以前のように一つも見当たらないという事態だけは避けられそうです。
それとともに考えているのが、教祖が「西の横綱」と絶賛する「さきと」の再訪です。かつてはいの一番に巡礼していた店にも休業や早仕舞いで振られることが続き、さらには福岡での主戦場が天神から中洲へ移ったのに伴い、近年は全く足が向かなくなってしまいました。その「さきと」が数少ない日曜営業の店の一つということもあり、再訪するには今回がまたとない機会といえます。ただし、口コミサイトの普及もあり、当時以上に入りづらくなったと聞いています。お客が一巡しそうな時間にのぞいてみて、入れるようなら入り、満席または早仕舞いで振られてもそれでよしといったところでしょう。

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