日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

北陸信越縦断ツアー 2017 - 高山到着

2017-08-11 21:03:58 | 東海
野麦峠から県道を下って361号線に合流、そこから先は慣れた道を走って高山に着きました。出発からの走行距離は360kmに迫っています。会津、長岡よりもやや長く、仙台とおおむね同程度の走行距離は、何回走ってもほぼ変わりません。
そのような中、飛騨が他と違うのは、列車と車の距離感が全く違うことです。列車の場合、名古屋を通り、岐阜から延々北上していく形になるため、京都、大阪あたりとほぼ同じ距離になり、新幹線での直行ではないことを考えると、時間的に感じる距離はそれをもさらに上回ります。それに対して車の場合、上記の通り会津、長岡などとほぼ同じ感覚で訪ねることができ、飛騨は意外に近いという感覚が一層強くなるのでしょう。

去年の晩秋から数えて、一年足らずで実に四度目の再訪となりました。同じ土地を短い間に何度も訪ねるという経験は、自分にとって新幹線開業前の北陸、北海道以来です。長らく食わず嫌いをしてきたところへ、上記の通り飛騨の意外な近さに気付いたことが、突如として通い出した最大の理由でもあります。北陸に直行せず、高山に一泊を割り当てたのは、夏から初秋にかけての飛騨がいかなるものかという興味があったからに他なりません。
しかし、着いてまず思ったのは蒸し暑いということです。松本では、日中30度を超えるまで上がりながらも、湿度が低いこともあり、一応耐えうる暑さでした。ところがこちらでは、車を降りるやいなやまとわりつくような湿気を感じ、体感としては朝方寄った甲府に近いものがありました。結果としては、高山と甲府、松本と諏訪の気候が比較的近く、その違いは気温よりも湿度に表れていました。いずれも同じ盆地というのに、何が両者の違いを分けているのでしょうか。今夜はかなりの汗をかきそうです…

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