日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

晩秋の大地を行く 続編 - はやぶさ38号

2015-10-06 20:55:50 | 東北
二度目の一時帰京の交通手段は、奇しくも前回と全く同じ最終の東北新幹線となりました。
着いたその日に函館を出て、津軽、盛岡、仙台の順で南下し、今日のうちに帰るなどという構想も、出発前には描いていました。しかし、いざ蓋を開ければ北海道をすぐさま去るのが惜しく、函館に二泊三日を費やして、最終日も津軽に終日注ぎ込み終了という結果です。これにより、再度の復帰後は仙台、山形あたりまで南下するにとどめ、帰着をさらに一週延ばすという選択も視野に入ってきます。旅はまだまだ終わりません。

前回七戸十和田から乗車したときは、誕生日に重なったこともあり、グランクラスを奢って晩酌しました。今回はそのような大義名分こそないものの、七戸十和田といえばグリーン車が最も乗り得になる区間です。三時間以上の乗車で実質四千円に満たない違いだけに、奮発することも検討はしました。しかし、結論としては普通車で済ませました。
というのも、乗車前に空席を調べたところ、そこそこ埋まったグリーン車に対し、普通車はがら空きだったからです。E5系の導入以来、普通車の座席が立派になる一方で、グリーン車は逆に安っぽくなり、飲み物とおしぼりのサービスも廃止されて、グリーン車の価値は相対的に低下してきたような気がします。多客期ならともかく、三人掛けを独占できるのが明らかな状況で、グリーン車を奢るのは無駄遣いと割り切った次第です。

★七戸十和田1959/はやぶさ38(3038B)/2304東京

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