日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

北陸信越花見の旅 2014

2014-04-12 18:40:03 | 北陸
その後富山で列車を降り、不要な荷物を宿に置くやいなや一目散に飛び出して、松川公園と富山城址でひとしきり撮影し、只今ようやく一息ついたところです。
六時に夜桜の投光器が灯り、それから程なくして日が沈み、今は夕空が茜色から紫色に変わりつつあります。この空が暗くなるにつれて、今度は夜桜が浮かび上がってくるでしょう。日没前に正味二時間花見ができ、さらに夕方から夜にかけての移り変わりの一部始終を見届けて、限られた時間の中で最大限のことはできたと納得しています。
松川公園については駆け足ながらも一周し、その先にある神通川の桜並木の状況もおおよそつかめたため、明日はこれらを明るいうちに再訪することになるかと思います。夕日に染まった桜と青空の下で眺める桜は、当然ながら全くの別物だからです。急ぎ足で一周するのに二時間半ということは、周辺も含めて心ゆくまで見物すれば、丸一日消費する可能性も十分にあるでしょう。桜は少しずつ散り始めてはいるものの、まだまだ十分見頃ではあり、結局今回は高田を切って富山に注力する可能性が高くなってきました。
それにしても、富山に着いてからというもの、息つく暇もありませんでした。日が傾いて秒読み段階に入ってくると、花見も俄然慌ただしくなり、blogどころでなくなる場合が往々にしてあります。日没まで粘れるだけ粘って、暗くなるのを見届けつつ夜桜見物に移行し、終わり次第そのまま呑み屋へなだれ込むというのが、花見の旅にありがちな展開です。三時か四時頃を境にblogの更新が突如として途切れ、翌朝まで放置状態になるのは、まず間違いなくそのような展開に陥っていることを意味します。いわば前哨戦というべき位置づけだった九州、四国の花見から一転、今日は夕方以降典型的な花見の展開をたどりつつあります。今年の花見もいよいよ佳境に入ってきたようです。

コメント    この記事についてブログを書く
« 北陸信越花見の旅 2014 | トップ | 北陸信越花見の旅 2014 »

コメントを投稿