本降りの冷たい雨が日がな一日続いて、機材を担いでの定点観測は否応なしに終了。靖国神社の露店も引き上げ、都内の花見は名実ともに終わりました。この後は桜を追って列島を北上する旅が始まるわけなのですが、目下問題になっていることが二つあります。今年の桜の開花が過去三年に比べて格段に早いことと、好天が非常に少ないことです。
都内の花見が終わった後はまず信州高遠を訪ねるのが恒例で、今年も当然そのつもりでいたところ、早くも昨日の段階で咲き始めたという情報が入っており、順当ならば今度の週末から翌週の前半あたりが見頃ということになります。高遠に通い続けて十年近く、早咲きの年には四月の前半に訪ねたことも何度かあったとはいえ、第一週の週末が花盛りというのはさすがにありませんでした。当初からこれほど早いと予想されていたわけではなく、先週末の時点で開花予想がいきなり四日も繰り上がり、結果としてはそれよりさらに一日早く開花したというのがこれまでの顛末で、要は都内の桜と同じく、直前に突如として開花が早まったということなのでしょう。今年に関する限り、開花予想を鵜呑みにするとことごとく裏を掻かれることになるかもしれません。
しかも困ったのは、今週末の天気予報が全く振るわず、だからといって来週末では見頃を逃す可能性が少なからずあることです。来週末の手前に一日、願わくは二日の休みがとれれば、どうにか散り際には間に合うと予想されるため、敢えて今週末を見送り次の週に賭けるのが賢明かと現時点では考えています。もともと今週末は活動仲間との花見で北関東へ行く予定が入っており、雨天中止に追い込まれない限りはそちらに参加ということになるでしょう。
次に問題となるのは、東北の桜をどうするかです。第三週には南東北の桜が見頃を迎え、大型連休前半には桜前線が北東北まで達すると予想されており、大型連休を東北での花見に丸々注ぎ込むという選択が今年は難しいといわざるを得ません。その結果取り得る選択は二つあります。
一つは、第三週の週末と大型連休前半の間にある平日を休んで東北を一周し、連休後半は花見を捨てて西日本にでも行くというものです。もう一つは、第三週に郡山近辺の古木をめぐり、大型連休前半と後半の谷間を休んで東北をさらに北上するというものです。後者の場合出発が27日となり、散り際の桜を追いかけながらの旅になることが予想され、大型連休後半に入れば東北で花見ができる場所はごく限られてしまいます。そこでこちらのプランでは、さらに津軽海峡を渡って北海道に上陸することを想定しており、最後は苫小牧からフェリーで戻るという流れになると思われます。つまり、東北の桜が見頃の時期を選ぶのが前者で、東北は散り際でよしとしつつも北海道と掛け持ちするのが後者ということです。結論としては、桜とともに海峡を渡るというロマンを求めて後者を選ぶ方向に傾いてはいるものの、大型連休の前半と後半の谷間を休むのが必須の条件となるだけに、例のごとく職場の事情でご破算となる可能性は少なからずあり、どう転ぶかは直前にならなければ何ともいえません。三年連続の一時帰京は避けたいのですがね…
まあ、桜の開花と天候は水物だけに、先のことで一喜一憂しても仕方がありません。天候と開花状況を注視しつつ、車中連泊覚悟で各地を転戦する花見の旅は、自由で気楽な一人旅の真骨頂です。今年も風の吹くまま気の向くままに列島を北上します。
都内の花見が終わった後はまず信州高遠を訪ねるのが恒例で、今年も当然そのつもりでいたところ、早くも昨日の段階で咲き始めたという情報が入っており、順当ならば今度の週末から翌週の前半あたりが見頃ということになります。高遠に通い続けて十年近く、早咲きの年には四月の前半に訪ねたことも何度かあったとはいえ、第一週の週末が花盛りというのはさすがにありませんでした。当初からこれほど早いと予想されていたわけではなく、先週末の時点で開花予想がいきなり四日も繰り上がり、結果としてはそれよりさらに一日早く開花したというのがこれまでの顛末で、要は都内の桜と同じく、直前に突如として開花が早まったということなのでしょう。今年に関する限り、開花予想を鵜呑みにするとことごとく裏を掻かれることになるかもしれません。
しかも困ったのは、今週末の天気予報が全く振るわず、だからといって来週末では見頃を逃す可能性が少なからずあることです。来週末の手前に一日、願わくは二日の休みがとれれば、どうにか散り際には間に合うと予想されるため、敢えて今週末を見送り次の週に賭けるのが賢明かと現時点では考えています。もともと今週末は活動仲間との花見で北関東へ行く予定が入っており、雨天中止に追い込まれない限りはそちらに参加ということになるでしょう。
次に問題となるのは、東北の桜をどうするかです。第三週には南東北の桜が見頃を迎え、大型連休前半には桜前線が北東北まで達すると予想されており、大型連休を東北での花見に丸々注ぎ込むという選択が今年は難しいといわざるを得ません。その結果取り得る選択は二つあります。
一つは、第三週の週末と大型連休前半の間にある平日を休んで東北を一周し、連休後半は花見を捨てて西日本にでも行くというものです。もう一つは、第三週に郡山近辺の古木をめぐり、大型連休前半と後半の谷間を休んで東北をさらに北上するというものです。後者の場合出発が27日となり、散り際の桜を追いかけながらの旅になることが予想され、大型連休後半に入れば東北で花見ができる場所はごく限られてしまいます。そこでこちらのプランでは、さらに津軽海峡を渡って北海道に上陸することを想定しており、最後は苫小牧からフェリーで戻るという流れになると思われます。つまり、東北の桜が見頃の時期を選ぶのが前者で、東北は散り際でよしとしつつも北海道と掛け持ちするのが後者ということです。結論としては、桜とともに海峡を渡るというロマンを求めて後者を選ぶ方向に傾いてはいるものの、大型連休の前半と後半の谷間を休むのが必須の条件となるだけに、例のごとく職場の事情でご破算となる可能性は少なからずあり、どう転ぶかは直前にならなければ何ともいえません。三年連続の一時帰京は避けたいのですがね…
まあ、桜の開花と天候は水物だけに、先のことで一喜一憂しても仕方がありません。天候と開花状況を注視しつつ、車中連泊覚悟で各地を転戦する花見の旅は、自由で気楽な一人旅の真骨頂です。今年も風の吹くまま気の向くままに列島を北上します。
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