来た道を引き返して高岡に戻ります。およそ十年ぶりに乗車した万葉線でしたが、うらぶれた高岡市街に始まり、怪しげな除雪車がたむろする米島口の車庫、軒先をかすめるような能町と伏木の併用軌道、貨物線の跡が並走するこれまた怪しい区間、郊外電車の趣漂う新湊の専用軌道、さらには庄川の長い長い鉄橋など、めくるめく移り変わる場面が秀逸でした。唯一惜しむらくは、あいにくの雨にたたられ撮影にならなかったことです。天気がよい日に再訪してみたいものだと思います。終点からの渡船も含めれば、おそらく終日注ぎ込んでも退屈はしないでしょう。
★越ノ潟1622/90レ/1709高岡駅
★越ノ潟1622/90レ/1709高岡駅
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