日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

南東北花見の旅二日目(20)

2010-04-25 22:56:48 | 東北
全行程終了です。給油を済ませて帰路につきます。復路の距離は約250km, 先々週、先週から少しずつ距離が延びてはいるものの、連休を間近に控えた今になっても300km圏内で花見ができるというのは驚きです。
明日の東北地方は引き続き晴天が予想されるので、このまま帰らなければならないのが実にもったいなく思えますが、今年の花見の旅はまだまだ終わりません。次はいよいよ連休へ突入します。それまでしばしの別れです。また後ほど(ニヤリ)
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南東北花見の旅二日目(19)

2010-04-25 20:25:57 | 東北
二日間にわたる花見の旅にも終いの時が近づいてきました。最後は霞ヶ城の夜桜見物で締めくくります。さくら名所100選にも選ばれたこの公園、小高い山の麓に見事な城郭が鎮座し、そこから山頂の本丸に向かって桜が点在します。麓の桜は全ての花が開き、一両日で散り際を迎えようかという頃ですが、高度を上げるとまだまだ開ききらない花も多く、微妙な違いが楽しめます。池を中心にした回遊式の小さな庭園も配され、高遠松本、会津若松など、これまで訪ねた城跡の桜の名所とは違った趣があります。
一つだけ残念なのは、この場所が夜桜見物にはあまり向かないということです。桜の本数は決して少なくはないものの、鶴ヶ城などと違って桜並木が続いているわけではなく、小高い山に他の木々に混じって桜が点在するというロケーションなので、華々しいライトアップには向かないのです。桜並木が水面に映る臥竜公園は、まさに夜桜向けの名所でしたが、こちらは明るいうちに訪ねてこそ真価を発揮する場所といえそうです。次は昼時に…
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南東北花見の旅二日目(18)

2010-04-25 19:09:41 | 温泉
土湯峠を越えて二本松市内に入りました。市街へ向かう前に温泉へ立ち寄ります。先週と同様、日が傾いてからの冷え込み方が半端ではなく、今回も一日の汗を流すというより冷えた身体を温めるという表現が適しています。都内で桜が咲いてから一ヶ月、この間の寒さは昨年とは対照的でした。
今回訪ねたのは二本松郊外の岳温泉で、少し白濁した熱いお湯と、酸性泉特有のキシキシした肌触りが特徴的です。標高が少し高いこともあり、温泉街の桜並木はまだ三分咲きといったところです。二本松の町ではどうなっているのでしょうか。

岳の湯
二本松市岳温泉1-270
0243-24-2139
1000AM-2030PM
入浴料300円
泉質 単純酸性温泉
泉温 51度
pH 2.5
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南東北花見の旅二日目(17)

2010-04-25 18:20:59 | 東北
夕日がきれいです。
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南東北花見の旅二日目(16)

2010-04-25 18:04:15 | 東北
会津盆地を後に、猪苗代へ向かって高度を上げます。磐梯山の山麓にもわずかながら雪が残り、桜の蕾はようやく色づいた程度で、吹く風も気温以上に寒く感じられます。この土地に春が来るのはもう少し先になりそうです。とはいえ、4月の下旬にもなると日の長さが違います。6時になっても磐梯山の山頂は夕日に染まっています。
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南東北花見の旅二日目(15)

2010-04-25 16:56:29 | B級グルメ
腹ごなしをしたところで再びラーメンをいただきます。二軒目は意外にもこのblog初登場となる坂内食堂です。喜多方ラーメンの代名詞というべきこの店ですが、久しく足が向かなかったのは偏にその混み方によります。週末は昼時を大きく外さない限り行列必至となる上に、駐車スペースも限られるため、店先の駐車場に車を停めて並ばず入店という状況がほとんどありません。わざわざ近辺の有料駐車場に車を停めて行列に並ばなくとも、喜多方には他にも名店がごまんとあるだけに、この店にはなかなか足が向かないというのが真相です。もっとも、行列の割に回転は速く、ピークを外せば並ぶといっても五分十分のことなので、駐車場が空いていて混み具合が適度なら訪ねる価値は十分にあります。喜多方ラーメン=醤油味という県外人の勝手な想像を覆す塩味のあっさりしたスープと味わい深い縮れ麺、ひさじ屋とはまた一味違った柔らかく煮込まれたチャーシューは相変わらず秀逸で、数年に一度は定点観測で訪ねたいと思う名店の一つです。

坂内食堂
喜多方市字細田7230
0241-22-0351
700AM-1900PM(木曜休)
支那そば600円
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南東北花見の旅二日目(14)

2010-04-25 16:23:41 | 東北
会津は午前中で切り上げて、午後は郡山と三春を再訪しようと思っていましたが、結局いつものように長居をして夕方になってしまいました。今からよそへ向かうのはさすがに無理なので、このまま日没まで会津に滞在して、最後は土湯峠を通って二本松へ抜け、霞ヶ城の夜桜を見て帰ろうかと思っています。
喜多方の桜はまだ開いたばかりです。見頃は次の週末になるでしょう。
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南東北花見の旅二日目(13)

2010-04-25 15:37:35 | B級グルメ
喜多方の町に着きました。毎度おなじみの「ひさじ屋」に立ち寄ります。
昨年の花見で、この店を困ったときの神頼みのような存在と評したことがあります。有名店がどんなに混んでも、この店だけはいつ行っても空いているので、休日の昼時などは重宝するというのがその理由です。しかし、空いているというのはあくまで結果であり、この店を選ぶ本当の理由ではありません。3時を過ぎた今となっては有名店の混雑も一段落する頃ですが、それでもこの店を選んでしまうのは、何よりそのラーメンが秀作であるからに他なりません。喜多方でラーメンをはしごするとき、自分の中で常に候補の一角を占めるのがこの店で、しばらくご無沙汰しようものなら今回のように有名店を押さえての第一候補になることも多々あります。
この時間なら、客はもちろん自分一人、ゆったりと腰を下ろしてラーメンをいただきます。箸で持ち上げると切れてしまうほど柔らかく煮込まれたチャーシューは相変わらず秀逸です。

ひさじ屋
喜多方市水上6816-6
0241-22-7639
1000AM-1900PM
チャーシューメン750円
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南東北花見の旅二日目(12)

2010-04-25 14:08:19 | 東北
広域農道を通って会津坂下へ向かいます。会津盆地の中でも一番開けているのがこの場所で、四方には遮るものもなく、右を向けば磐梯山、90度左を向けば飯豊山が望めます。そんな平地を交通量の少ない快走路が一直線に走り、メインルートの49号線よりもはるかに快適です。
会津若松の周辺では梅の花が目立ち、桜はようやく開花しはじめたところです。当地で桜が見頃を迎えるのは連休に入ってからになりそうです。
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南東北花見の旅二日目(11)

2010-04-25 12:49:44 | 東北
延々四時間にわたって滞在してしまいました。この連休が終わると鶴ヶ城の天守閣は改修工事に入り、来年の春には赤瓦に葺き替えられる予定です。今の姿はおそらくこれが見納めになるのでしょう。天候さえよければ連休中の再訪もやぶさかではありませんがね(ニヤリ)

この後は例によって酒と味噌を買い求めながら喜多方へ向かいます。
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南東北花見の旅二日目(10)

2010-04-25 11:10:59 | 東北
コヒガンザクラと半月ぶりの思わぬ再会です。前回は完全に散っており気づきもしませんでしたが、先ほどの赤っぽい桜はやはりコヒガンザクラで、保科正之公ゆかりの会津へ高遠から贈られたものなのだそうです。三の丸にはざっと数十本のコヒガンザクラが立ち並び、ソメイヨシノより一足早い花盛りを迎えています。
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南東北花見の旅二日目(9)

2010-04-25 10:47:54 | 東北
磐梯山の頂が望める快晴です。この後は喜多方に寄って、磐梯山を見ながら高度を上げるいつものコースがよさそうです(ニヤリ)
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南東北花見の旅二日目(8)

2010-04-25 10:30:47 | 東北
鶴ヶ城には小さいながらも梅園があります。雪国だけに梅と桜は一緒に咲きますが、見物客は絢爛豪華な桜ばかりに目を奪われ、梅の木は城内の片隅でひっそりと咲いています。とはいえ、端正な枝振りやかぐわしい花の匂いには上品さ、奥ゆかしさというものが感じられ、桜とは違った楽しみがあるものです。自分もそんな楽しみがようやく分かる年代になってきました(しみじみ)
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南東北花見の旅二日目(7)

2010-04-25 10:08:20 | 東北
前回来たときは気づきませんでしたが、鶴ヶ城の桜は北西へ行くほど早咲き、南東へ行くほど遅咲きになります。普通ならその逆になりそうなものですが、このような現象が起こるのは、方角というより木の年代によるようです。北西の桜は背が低く、手の届きそうなところに花が咲くのに対して、南東の桜は見上げるような大木が揃います。その大木には花が一輪二輪咲いたばかりで、見頃を迎えるのは連休に入ってからになりそうです。咲き始めとあって行き交う人もまばらな園内で、穏やかな日差しを浴びながら鶯が鳴いています。
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南東北花見の旅二日目(6)

2010-04-25 09:48:30 | 東北
お気に入りの場所から去年と同じ桜を眺めます。昨年は散り際だった桜が、今年は満開まであと二、三日といった見当になります。
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