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日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

冬晴れの駿河を行く 2020 - 思し召し

2020-02-01 22:03:44 | 東海
心ゆくまで一献傾け、一軒限りで終わっても悔いはないと思える結果を残すことができました。安普請の新車に乗ってまで、静岡へ足を延ばす動機は見出し難いものがあります。ところが豈図らんや、新清水の駅へ向かうと、折しも1000形が入線してくるところでした。静岡へ行けという思し召しと受け止め、そのまま乗り込むという顛末です。
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冬晴れの駿河を行く 2020 - 投宿

2020-02-01 19:07:57 | 東海
200km少々走って投宿という流れは定跡通りでした。気温は9度で無風、冬というより早春の趣漂う穏やかな夜です。巴川の畔の梅もおそらく咲いているでしょう。今から早速確かめてきます。
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冬晴れの駿河を行く 2020 - 夕焼け

2020-02-01 18:09:53 | 東海
二月も経った以上当然ではありますが、暮れに訪ねたときと比べて日の長さには歴然とした違いがあります。富士山の山頂が陰ったのは5時20分、つまりあのときより40分近く経ってからです。
山頂付近の雲は晴れずじまいでした。しかし、岬の先端を回り込み、清水市街を一望する砂浜に出ると、鏡のように凪いだ水面が広がっていました。夕焼けの鮮やかさが冬ならではです。とはいえ日が沈んでも寒さは感じられません。太公望が大勢残っているのもそのせいでしょう。春間近と改めて実感する光景です。
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冬晴れの駿河を行く 2020 - 三保の松原

2020-02-01 16:47:38 | 東海
半島を先端まで走りきりました。三保の松原から富士山を望みます。
大観山から眺めたときは、中腹から山頂までが雲に覆われていました。しかし清水に着いたときは、山頂が顔を出し、その下から帯状の雲が愛鷹山の方へ向かって延びるという、最もよくある眺めに移り変わっていました。この雲が晴れそうでなかなか晴れない曲者なのです。
ただし、夕方にたちまち晴れることがあるのも分かっています。去年の暮れに訪ねたときは、似たような眺めから一点の曇りもない姿に変わるところを見届けました。今からどこかと掛け持ちしても中途半端です。二匹目のどじょうを狙うのも一興でしょう。夕日に染まった山頂が色褪せるまで粘り、夕焼けも眺めてから切り上げます。
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冬晴れの駿河を行く 2020 - 三保ふれあい広場

2020-02-01 16:20:26 | 東海
再び車を走らせて、旧三保駅こと三保ふれあい広場にやってきました。いくら暖冬といえども、河津桜はさすがに早かろうと思いきや、何のことはない、既に開花が始まっており、土肥桜に至っては散っています。つまり去年と比べてもほぼ変わらないということです。あのときは二月といっても後半でした。去年との比較でいえば、季節が半月早く進んでいることになります。この冬の暖かさをまざまざと見せつけられる一幕です。
そのようなわけで、図らずも去年の眺めが再現されたわけなのですが、今回ならではの発見もありました。ホームのそばに「新年号令和記念植樹」と書かれた杭が立っているのです。よく見れば、幹というより枝のように細い、しかし背丈以上の高さがある河津桜の苗木が植えられ、先の方にいくつか花が咲いていました。この木が初めて咲かせた花ということです。年々成長していく姿を、どこまで見届けられるかは未知数ながら、足腰の立つ間はここに足を運び、定点観察していくのも一興でしょう。
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新春の四国を行く 2020続編 - 帰着

2020-01-14 21:45:04 | 東海
駿河湾沼津から厚木まで高速道に乗り、その他は一般道を経由して二時過ぎに帰宅。2070kmを走破し、前後編に跨がった四国への旅が終わりました。年末以来、旅から旅に明け暮れてきましたが、これでようやく一息つけます。しばらくは小旅行を繰り返しつつ、次なる遠征に備えるつもりです。
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新春の四国を行く 2020続編 - 油断

2020-01-13 23:43:58 | 東海
今度こそ全行程終了です。なまじ時間に余裕があると、つい油断して寄り道を繰り返してしまいます。神戸から粛々と走り、早いうちに距離を稼いだにもかかわらず、いつの間にやら日付が変わろうとする時間帯です。しかし、残りの距離は150kmを切りました。残りの区間の大半は高速道です。西日本からの帰りとしては、比較的破綻のない時間に着くだろうと見込んでいます。
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新春の四国を行く 2020続編 - 全行程終了

2020-01-13 22:28:28 | 東海
全行程終了です。時間も押してきましたが、駿河湾沼津までは引き続き一般道を上ります。岡崎を出た頃から東の空に月が昇ってきました。月夜の駿河湾を眺めながらの帰り道です。
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新春の四国を行く 2020続編 - 新東名

2020-01-13 19:37:31 | 東海
早めの移動が奏功し、例年に比べ時間には余裕があります。一般道で行けるだけ行くつもりでした。しかし、そのつもりで国道23号線を上って行くと、豊明を過ぎた頃から流れが俄に滞ってきました。この先対面通行になることも考えると、どれだけかかるかは見通せません。咄嗟の判断により次のICで下り、豊田南から伊勢湾岸道に乗りました。そのまま新東名に直通し、岡崎のサービスエリアで小休止をとったところです。
無味乾燥な高速道路での移動を毛嫌いし、近年では名古屋の前後を専ら23号線に頼ってきました。豊田から浜松までの新東名を走るのも初めてです。しかし、新東名は単調で、走っていても面白くありません。初見の区間だけ走り、そこから先は東名に移ります。
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新春の四国を行く 2020続編 - 洗車

2020-01-13 18:06:54 | 東海
安全圏に入ったとはいえ、まだ400kmの長距離移動が残っています。無駄な時間を極力切り詰め、先を急ぎたいところではありますが、桑名の市街を出る前に給油と洗車を済ませていくことにしました。神戸で給油したことにより、帰着まで走れるだけの燃料はあるものの、昨夜の小雨であからさまに汚れてしまったこともあり、きれいにしてから心置きなく走りたかったのです。ただし、繰り返す通り時間は極力切り詰めるのが前提です。ドライブスルー洗車で手早く済ませました。
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新春の四国を行く 2020続編 - 安全圏

2020-01-13 16:10:29 | 東海
初日に続く冬晴れを、残念ながら生かしきることはできませんでした。しかし、移動主体の行程を考えると仕方がなかったともいえます。神戸から粛々と走ってきたおかげで、安全圏といえる場所まで駒を進めることができました。日没までの残り時間で三岐線の電車を撮るべく、保々の近くの踏切で待ち構えているところです。
新名神の開通により、東海地区最大の難関だった四日市の渋滞が大幅に緩和されたのは朗報でしたが、こちらにとってはもう一つ歓迎すべき点があります。東員のICで下りると、目当ての踏切に数分でたどり着けることです。三時前の貨物列車には間に合わなかったものの、四時過ぎの普通列車は狙い通りに仕留めました。日没までにもう一本通過するだけではありますが、そちらも撮ってから移動を再開します。
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新春の四国を行く 2020 - 津観音

2020-01-03 18:14:59 | 東海
市街の中心に入ったのは三年ぶりです。最後に津観音を参拝します。
久々に訪ねてみて驚いたのは、参道のアーケードが跡形もなく取り払われていたことです。参拝客で賑わったのも今は昔、かえってうらぶれた雰囲気が漂うことから、思い切って撤去したということなのでしょうか。すぐそばにある飲食街のアーケードはそのままですが、明かりがほとんどついてない現状からしても、末長く安泰かどうかは分かりません。夜の姿をしかと記録に残しました。
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新春の四国を行く 2020 - 高田本山

2020-01-03 16:58:44 | 東海
出遅れが響き、中途半端な結果となってしまいました。お約束の高田本山を訪ねます。
国宝のお堂が二つ並んだ名刹を、今年も参拝できたのはよしとしましょう。しかし、三重の県都ですることというと、近年ほぼこれだけといっても過言ではありません。特に今年はこちらへ着くのが遅れたため、お堂も既に閉じられており、遠巻きに手を合わせることしかできません。四日市を含め、三重は素通り同然となってしまいました。
これで当地を訪ねたと称するのはいかにもおこがましいものがあります。機会を改め、三年ぶりに伊勢の酒場を訪ねてみるのも一案でしょう。
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新春の四国を行く 2020 - 富田駅

2020-01-03 15:05:37 | 東海
出遅れがさらなる遅れを誘発し、長島の手前で再び渋滞に巻き込まれました。どうにか突破したものの、例年よりもかなり遅めで進行し、早くも日が傾きつつあります。とはいえ、遅れたからこその成果もないわけではありません。正面から西日を浴びた好条件で、富田の駅舎を記録しました。
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新春の四国を行く 2020 - 東港駅

2020-01-03 11:13:17 | 東海
出遅れの弊害がとうとう露呈してしまいました。名古屋市街に入ったところで渋滞が始まったのです。回避する目的も兼ね、国道23号線をそれて港の方へやってきました。名古屋臨海鉄道の東港駅に立ち寄ります。
二昔ほど前、各地の貨物駅と専用線を精力的に巡っていた時期がありました。その頃に訪ねて以来の再訪です。構内にたむろしていた怪しげな私有貨車がことごとく姿を消すに至り、長らく無沙汰をしてきましたが、構内の全景は意外なほどに変わりません。当駅から分岐していた支線の跡も、全区間にわたってたどることができます。若かりし頃の思い出が甦るひとときです。
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