Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

慈善茶会

2010年12月12日 | 茶道
暮れの慈善茶会にうかがいました。参加費は全て慈善団体に寄付されるとのこと。
それもあってか、流派ごとのお席だけでなく、○○会、護国寺さんなどがお席を持たれており、興味深く回らせていただきました。

お天気はよかったですがさすがに12月になると気温が低く、陽のさんさんとあたるのではないお茶席の路地などでながく順番を待つのはなかなか肌寒いものがありました。

いつもお稽古では写真を撮らせていただいていますが、本来お茶室では写真は禁止。写真を撮って済んだような気になるのでなく、その場を最大限楽しみ、記録に残したいことがあればまずしっかり記憶に残して、一席の時間をすごした後、メモにとります。


今回は、大寄せのお茶会では珍しく濃茶席がありました。
武家茶道の流派では「たっぷり」お茶を供するのが特徴のひとつでもあるところもあり、たっぷり、お濃茶をいただきました。
その量もさることながら、たくさんいただいてちっとも負担でないばかりかいかにも満足してしまったお濃茶のおいしさにもびっくり。
こういう「おいしいーっ」というお濃茶を差し上げられるようにならなければ! 後輩さんが「お濃茶ってあんなにおいしいんですね!」と感激するような、イマイチなお茶をふだんお稽古だからって差し上げていてはいけないと、お稽古への意欲を新たにしました。

それに、お薄もそうでしたが、自分でもああいうおいしいお茶をいただきたいものです。


異なる流派の方と一緒になるのも楽しみです。
お隣のお客様からのお濃茶のお茶碗を受け取るのに戸惑っていたら、そのお客様も、袱紗の扱いの違いに驚いておられたようでした。

いろいろ刺激を受けて、またがんばろう! と思うのもお茶会の効用でしょう。

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2 コメント

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濃い茶 (赤坂 うさぎ)
2010-12-13 00:11:55
おーいお茶の濃い味など確かに美味しいですね。ペットボトルでは断然綾鷹というブランドが好きです。
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濃い味 (ぴんくこあら)
2010-12-14 22:45:44
確かに最近はお茶もペットボトルのほうが一般的かもしれません。
でも雑誌の特集で日本茶を取り上げ、煎茶、抹茶、その他のそれぞれのいろんな種類を紹介したりしていますから、お茶のよさも見直しモードかもしれません。
見たことのないお茶には驚くかもしれませんよ。
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