高齢者はパソコンに挑戦しましょう

中高年になったら、隠居しないで、元気に、いろんなことに、挑戦しましょう。

ワード基礎の学習方法

2008年08月31日 | 講習会の内容
ワード基礎編の学習方法は図書を併用します。 ワードの学習重点項目 フォントの変更文字のサイズと色の変更文字の背景色の変更ワードアート操作を元に戻す行間の変更左揃え、中央揃え、右揃えページ番号の付与図形描画ツールバーテキストボックスオートシェープ表の挿入罫線ツールバークリップアート画像処理印刷ダイアログ単語登録 ワードにはいろいろの機能があって、初心者はそれらをすべて学ぶには無理があります。上の重点項目だけを学びます。 市販の図書には、各項目ごとに操作手順の文章と画面の図が印刷してあります。その項目ごとに操作の文章を読み、操作を体験してゆきます。初めは自分の力だけでは理解できませんが、講師の実演を見たり、自分でも試したりして少しずつ体験を重ねて行きます。 図書には各ページごとの練習用文書が付属しているので、受講者には事前にその練習用文書をUSBメモリーに入れて配布しておきます。 重点項目以外は実力がついてきた段階で取り組み、初心者の期間は手をつけません。学習記録を記録するワード機能一覧表を配布しておき、学習記録(月日)をつけて行きます。 1日に何回でも記録できるようになっています。 講師は会場でその記録を見て、一人一人の自宅での学習状況を把握できます。質問が出る人は自宅での学習をやってきた人で、将来共に安心できます。質問が出ない人は、自宅での学習をやっていないからで、自宅の学習をするように話します。 講師は知識を伝達するだけでなく、自分の力で学習を進めてゆけるように、学習方法を教えることが役目です。 ワードの学習で大事なことは 体験学習を軽視しないで、体験回数を多くする説明文を読むだけの学習方法は中高年者には難しい文章を読むことと、手と目を使い、声に出して操作体験する 現役講師

パソコン講習会の内容

2008年08月28日 | 講習会の内容
講習の年間予定は次の通りです。

文字入力・漢字変換
日記入力・USBメモリー
ワード基礎
デジカメ・パソコンへ取り込み
電子メール(ウエブメール)
年賀状
ワード応用
イラスト
インターネット
ブログ作成

文字入力

初心者の皆さんは中高年者が大半です。家庭生活の中でパソコンとの接点はほとんど無く、
まして、文字入力の基本である「ローマ字のつづり方」は小学校以来接点が無い。

受講の申し込みあったときに、ローマ字変換一覧表を渡して、自宅で学習していただいている。
講習会初日に、パソコンのキーボードからアルファベットを使ってローマ字を入力してもらう。

いろは50文字、家族の名前、自宅の住所、都道府県名、などを練習台としてキーボードから入力する。
使用するソフトは「メモ帳」です。
練習問題はA4判用紙1枚に印刷しておき、それを見て入力してもらう。

ローマ字のつづり方は暗記が理想的だが、初心者にはまだ難しい。常時パソコンの左横に「ローマ字変換一覧表」を置いておき、それを見ながら文字入力を練習します。
暗記するまでには1、2ヶ月かかります。
いつも横においておきますので、すこしづつ覚えていきます。

USBメモリーに日記の様式をあらかじめ入れたものを受講者に渡します。
日記はワードの罫線表を使ったもので簡単なものです。
この日記に毎日少しづつ文字を入れることで文字入力の練習をしてもらいます。
毎日1日分を入力することで、いつもパソコンに触れていてほしい、という講師の思いがこめられているのです。

平行してUSBメモリーの取り扱い方と、操作を覚えます。

以上のの工程を4日かけて学習します。最終日に「ワード基礎」の教科書(市販の図書)を配布します。
1冊530円の図書で、本屋さんで売っています。

次は、「ワード基礎」です。

現役講師


パソコン講習の受講者募集

2008年08月23日 | 講習会の内容
受講者の募集方法

① 自宅の場合

② 公民館の場合

①の場合は、募集人員も少数ですから、基本は「口コミ」です。
ご近所や、友人を対象に「チラシ」を準備して、戸別訪問して配布します。
一日に午前1名、午後1名の募集人員で、1週間に1日、月に4週として受講者1名は月に4回の学習になります。
先着順に受け付けて、曜日、時間をお知らせします。

②の場合は、募集人員が多いですから、規模が大きくなります。
(1)地元のミニコミ誌に広告を掲載
(2)公共施設の広報誌に広告を掲載
(3)自宅に新聞を配達している「新聞販売店」に行って、折込チラシを依頼する
  印刷部数により料金も変わりますので、相談して決める
(4)ホームページを持っている人は、そのページで宣伝する

お勧めは①の方です。
自宅で実績を積み、少しづつ規模を大きくしてゆきましょう。

指導する項目については、次回に書きます。

現役講師


パソコン講習会の受講者レベル

2008年08月20日 | 講習会の内容
受講者のレベルは初心者です。
年齢層は中高年の人が大半です。


募集するときのタイトルは、
「パソコン初級講座」
「パソコンに挑戦してみませんか!」
で募集しますので、

応募者のレベルは以下のような人が集まります。

①パソコンを買ったばかりの人
②パソコンは家にあるが、家族が使っていて自分は使っていない人
③大分前にパソコンは買ったが、使い方が不明で放置してある人
④パソコンを近く購入する予定の人
などで、募集しますので、

応募者は大半が「初心者」レベルです。

講習会を渡り歩くような人は、応募時の面談ですぐわかります。
予備知識がある人は、講習が始まると、内容が幼稚なので面白みが無くすぐ退会します。
初心の場合は吸収する知識がすべて新鮮であり、興味を持って学習できますので長続きします。

男女別に見ると、半分以上が女性です。
年齢層は「中高年」が大半で、中には80歳代の人もいます。現在でも1名います。昨年度も1名いました。

初心者が中心ですので、講習内容も初心者に合わせて用意します。
講習内容は後日に書きます。

現役講師




公民館を利用してのパソコン講習会

2008年08月17日 | 講習会の内容
パソコン講習会は公民館でもできます

自宅の講習会で受講者が増えてきたら、会場を大きくしましょう。
有償の賃貸スペースがあれば理想的ですが、其の前に公民館を探しましょう。

公民館にはパソコン(ノートパソコン)が複数台置いてあります。
個人では使えませんが団体で申し込めば貸してもらえます。
開催予定日が決まれば部屋を予約しましょう。
部屋とパソコンが用意できれば、後は講師と教材です。

講師は貴方一人でやりましょう。助手は一人ぐらいで十分。
大勢の講師が入りますとがやがやと、雰囲気が乱れて、学習はできません。

講習は集団学習方式をとり、個別学習はしません。
講師が声で全体をリードして、
全体が同じ操作をしながら、進めて行きます。
操作は急がずゆっくりとリードしてください。


教材は後述します。(自宅で使ったものを使用)

公民館は様々ありますので、お近くの公民館に問い合わせてみてください。
ノートパソコンが置いてなければ、自分で調達しなければなりません。
置いてある公民館を探すのも手です。距離が離れている公民館かもしれないですが、
自宅でやるよりも将来性、拡張性があります。
有償のフリースペース(賃貸)でもパソコンを持ち込みでやればできます。

可能性を追求してみてください。

現役講師



講習会の会場、環境

2008年08月16日 | 講習会の内容
パソコン講習会の会場はどこにするか

①自宅
②公民館
③有料の賃貸スペース

などがあります。
最初は自宅が良いでしょう。
6畳一間で十分です。
設備は机、いすを受講者の分を用意します。講師は横に立ちますのでいすは使いません。
パソコン一式、通信回線(インターネットの)、プリンター、スキャナー、デジカメ、など講習の内容に合わせて用意します。
教材用図書、参考書、CD-ROM、USBメモリー、印刷用紙、事務用品、なども必要です。

なおパソコンはウインドウズXPが良いです

他の機種は受講者が持っていないことが多いからです。
VISTAパソコンは講師がそれなりの勉強をしていないと困ります。
受講者がパソコンを新たに購入したいようであれば、XPのパソコンを勧めてください。
会場のパソコンは入門機で良いです。受講者のパソコンと同じレベルに合わせておきたいからです。
自宅と会場の環境がおなじことが受講者にとって安心できます。

現役講師の私は、XPパソコンを主として講習しています。
会場のパソコンが95%がXPで、1台だけVISTAです。
受講者の自宅のパソコンがVISTAのひとは、ノートパソコンなら持参してもらいます。
デスクトップの人は、会場の1台のVISTAを使います。
世の中のパソコンがまだまだXPの時代です。当分はXPを使っていくつもりです。

インターネットは常時接続にして、LANを使ってください。
パソコンの台数が少なくてもLAN環境にしておいてください。
受講者にLANの説明をする場合は特に必要です。

次は、公民館などの場合について書きます。

現役講師


パソコン講習会の講師資格

2008年08月14日 | 講習会の内容
講師の資格は無くてもOK

講習会の主催者が貴方個人の場合は不要です。
講習会の主催者が団体や会社の場合は、主催者の規則によって必要な場合があります。

私の講習会は個人の主催です。
ですから資格はいりません。
ちなみに、私の持っている資格は「情報処理技術者試験合格証書」です。
試験の種類は、「アドミニストレータ試験」です。

受講者が講習を受けようと思ったとき、講師の資格を気にする人は少ないと思います。
むしろ、講習の内容や受講者のレベルが講習に合っているか、でしょう。

講師の気力体力が大切です。

講習会は短期と長期がありますが、私の場合は長期です。約10ヶ月です。
したがって、病気はできません。疲れても我慢して次の講習のための準備を進めます。

習会は個人で開催できます。
前もって準備をし、募集して受講者が集まってくれれば開催できるのです。
受講者が大勢ですと不安感が出てきますので、初めは少数で始めるとよいでしょう。
極端な話では、自宅のパソコン1台を使って受講者は午前中1名、午後1名、で始めましょう。
1週間に1回コースで始めてください。
慣れて来たら、コースを増やします。半年ぐらい経験を積みますとなれてきます。
少しづつ受講者を増やしてゆけば、パソコン1台で1週間に12名まで増やせます。
日曜日は休みにしましょう。

コースの内容や教材については、後日に書きます。

現役講師



パソコン講習会の開き方

2008年08月07日 | 講習会の内容
パソコン講習会を開くには何を準備すればいいのでしょうか?

パソコンを何年も勉強してきた貴方は、そろそろ人に教えてあげる番です。
知識の範囲と深さのレベルも心配でしょう。
資格はいるのでしょうか?
素質や体力気力はいるのでしょうか?
いろんな要素について経験を書いてみます。
沢山学んだ人、少しだけしか学んでいない人、いろいろあると思いますが、
人それぞれに合った講師があるとおもいます。
参考にして、講師を目指してみてください。

検討すべき項目

1.講師の資格、要件
2.講習会の会場、環境
3.受講者のレベル
4.受講者の募集方法
5.指導する項目と範囲
6.講習会の教材
7.指導の理念
8.指導の実技
9.その他

整理したものはありませんが、5年の経験を少しづつ書いてゆきます。

現役講師