宮崎県における口蹄疫は、その後、被害を広げて、5月23日現在、牛、豚など14万4600頭にも及ぶ戦後最大の畜産被害となっています。いまはもう15万頭を超えて、大問題です。
明日が市議会第2回定例会の初日です。
緊急の意見書として、口蹄疫対の意見書を市議会初日に提出することが議会運営委員会で確認されました。
速やかに再生産可能な補償と営農可能な補償と営農再開の支援を行うことなどを求めています。
関連で6/1付のしんぶん赤旗では、農林水産相の不信任決議について報じています。
宮崎県で広がっている家畜伝染病・口蹄(こうてい)疫に対する初動が遅れたことについて、自民、公明などが提出した赤松広隆農林水産相の不信任決議案が31日の衆院本会議で採決され、民主、国民新、社民の反対多数で否決されました。
日本共産党は賛成し、赤嶺政賢議員が討論を行いました。
赤嶺氏は「赤松農林水産相の最終的責任者としての責任は重大だ」と強調。
4月20日に1頭目の感染が発覚したのに同月29日から外遊に出発し感染防止に全力を尽くさず、しかもその責任を問われ「一切責任はない」と開き直ったこと、日本共産党が同月28日に農林水産省に殺処分した家畜の埋却地確保に国が責任を持つよう求めたのに、主導的措置を取らなかったことなど、不信任決議案への賛成理由を説明しました。
その上で、いま国がすべきこととして、埋却地を確保し、人的資源と機材も投入して感染防止に全力を尽くすこと、被害農家が経営再建するまでの営農・生活資金の直接支援に踏み出すことを求めました。
一刻も早く、国が責任を持って畜産被害の対策するよう求められていると思います。
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