森の里ホームズ

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2016-10-16 16:43:12 | 豆知識メモ
アラム人(Aramaeans):一口メモ

 アモリ人、フェニキア人とともに西セム系に属する遊牧民族。紀元前15世紀のアマルナ時代から始まる民族大移動の波によって、前11世紀ごろから前8世紀ごろまでシリア北部からメソポタミア北部に定着し、ここを根拠として、商業民族として四方に進出した。

『旧約聖書』やアッシリアの記録では強力な略奪者とされている。アッシリアのティグラト・ピレセル1世の前11世紀の碑文で、アラム人の名前が初めて現れる。前11世紀末、アラム人はシリア北部のユーフラテス川の両岸にビト・アディニという王国をつくり、ハーブール川流域からダマスカスを含むアンティ・レバノン山脈地域までを領有した。バビロンでも前9世紀にカルデア人(アラム系遊牧民)として知られる王国をつくったが、最終的に前8世紀にはアッシリア帝国によって滅ぼされた。しかし、アラム語はアッシリア時代にすでに国際商業語であり、その文字は西アジアで広く用いられた。

古代ギリシア人のテクノロジー :一口メモ

2016-10-16 16:41:53 | 豆知識メモ
古代ギリシア人のテクノロジー :一口メモ

古代ギリシアやヘレニズムの技術者は様々なテクノロジーを発明し、既存のテクノロジーを改良した。特にヘレニズム時代は新しいアイデアに寛容で王室が技術や学問の育成を行ったため、ムセイオンとアレキサンドリア図書館が作られ、技術的独創性が開花した。それ以前の発明者の名は不明だが、この時代になると、アルキメデス。ビザンチウムのフィロン、アレクサンドリアのヘロン、クテシビオスといった発明家の名が今も残っている。 古代ギリシアの技術革新は力学的テクノロジーが顕著で、例えば人間の筋力に頼らない動力源として水車を利用することを考案した。水力のほかにもアレクサンドリアのヘロンは風力を使った実験を行い、世界初の蒸気機関(アイオロスの球)を作り、自然の力を利用する可能性の扉を開けた。これが実用化されるのは産業革命のころである。この時代の機械装置で特に重要なものとして、歯車とねじを直角に組み合わせたウォームギアがある。