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CIGS系太陽電池:一口メモ

2011-01-06 19:49:59 | 豆知識メモ
CIGS系太陽電池:一口メモ

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 CIGS系太陽電池は、新顔の太陽電池です。薄膜シリコン同様に薄膜太陽電池の長所を備えながら、より高い変換効率が期待できる太陽電池です。種類が幾つかあり、まとめてCIS系、CIGS系、カルコパイライト系などと呼ばれます。

CIGSとは、Cu,In,Ga,Se(銅、インジウム、ガリウム、セレン)の4つの元素の頭文字をとったものです。CIGS太陽電池はシリコンの代わりに、この4つに代表される元素を混ぜ合わせて使います。これらの元素を混ぜ合わせた化合物は、シリコン同様の半導体になります。しかも結晶シリコンに比べて光を吸収しやすく、太陽電池そのものの厚みは2~4μm程度で済みます。

ホイスラー合金 :一口メモ

2011-01-06 19:49:06 | 豆知識メモ
ホイスラー合金 :一口メモ

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 ホイスラー合金は、コバルト(Co)、鉄(Fe)、シリコン(Si)、銅(Cu)・マンガン(Mn)・アルミニウム(Al)など、それぞれの元素が規則性をもって並ぶことで強磁性体となる合金(例:Co2FeSiやCu2MnAl)で、ドイツ人のホイスラーが発見しました。

このホイスラー合金を用いた形状記憶合金は、外から磁界をかけると元の形状に戻る特性を持ち、機敏に応答する形状記憶合金の実現が期待されています。また、ホイスラー合金は中を流れる電流の電子のスピン(自転)を効率よく一方向にそろえることができる特性を持っており、超高密度HDD用磁気ヘッド材料として期待されています。