森の里ホームズ

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カルシトニン遺伝子関連ペプチド (CGRP)

2010-10-08 20:14:14 | Webmasterの独り言
カルシトニン遺伝子関連ペプチド (CGRP):一口メモ

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 カルシトニン遺伝子関連ペプチドとは、中枢神経、心臓や血管など末梢の一次知覚神経の終末および遠位端に存在しているアミノ酸37個からなるペプチドである。カルシトニン遺伝子が選択的スプライシングを受けて作られ、αCGRPおよびβCGRPの2種類の異性体が存在する。

カルシトニン遺伝子関連ペプチドは受容体を介して細胞内cAMPを上昇させ、血管拡張、心拍数減少および心筋収縮力増大を起こしたりする。

炎症にも関連し、軸索反射により放出されると紅斑(フレア)が出る。鍼灸ではこの作用を利用し、体質改善を促進したりしている。
また、片頭痛では三叉神経末端が刺激されてそこからP物質などの発痛物質が放出され、痛みが増強するとされている。このため片頭痛急性期治療にカルシトニン遺伝子関連ペプチド受容体の拮抗薬が有効ではないかとする研究が進んでいる。

地質年代(geologic age):一口メモ

2010-10-08 20:12:54 | Webmasterの独り言
地質年代(geologic age):一口メモ

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 地球の歴史を生物進化をもとにして、それぞれの時代につけた名称。

 地質時代の長さはおおよそ30億年であり、それ以前の地球の創造期の時代は20億年である。地質年代区分は地質学の対象となる時代の相対的な時代区分で、層序区分を基礎とし建てられ、ある地層の形成された期間として示される。各年代は主に地層に含まれる化石に基づいて識別される。したがって層序の細分に応じて年代がどこまでも細かくなるものではない。

 汎世界的に適用される年代区分は西欧の層序を基礎としているが、地方的な年代区分も成り立つ。年代区分の単位は大区分から小区分へと順に、代(era)、紀(period)、世(epoch)、期(age)となる。これに対応する年代層序区分は、界(erathem)、系(system)、統(series)、階(stage)である。年代層序区分と岩相層序区分とは分類の基準が異なるので直接の対応関係はないが、一部には混合して使われている場合もある。なお、地質年代は相対的なもので、現在これに放射性元素による絶対年代の時間軸が付けられている。