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イチゴ状血管腫:一口メモ

2008-10-28 22:05:10 | Webmasterの独り言
イチゴ状血管腫:一口メモ

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イチゴ状血管腫とは、毛細血管が異常増殖して起きる赤アザの一種です。赤く隆起して、切ったイチゴを肌の上にのせたように見えるのが特徴です。原因は分かっていません。皮膚の表面やもう少し深い皮下組織に生じるタイプもあります。出来る場所や大きさは様々です。
もう1つの代表的な赤アザである『単純性血管腫』が、生まれたときからあるのに対し、イチゴ状血管腫の場合、生まれた直後にはありません。生後2週間~1ヶ月ぐらいたってから、赤い斑点が現れて広がり、盛り上がってきます。生後半年~1年ほどで勢いが弱まり、その後は徐々に縮退して、5、6歳くらいまでに無くなります。後には、ちりめん状のシワが残ることもあります。
小学校に入る頃までには自然に消えるので、目の周りに出来て視界を遮るなどの妨げがなければ、そのまま放っておいて構わない、というのが従来の考え方でした。しかし、最近になり、症状が出始めた段階で積極的に治療すれば、あざの広がりや盛り上がりを抑えられ、短期間できれいに治すことが出来ることが分かってきました。