どうも!この電車、3両目に乗ってました・・・。森です。10分位閉じ込められた後、手で開けたドアから降りて帰宅。まぁ、気分は良くない。
今日は、 このニュース!
国家公安委員長、交通違反の取り締まりに苦言
私は、教習所に通っている時に疑問に思った事が有りました。
うちの教習所の車には教官用に助手席側にデジタル表示のスピードメーターがついてまして、運転席のアナログメーターよりもハッキリとスピードが解っちゃうんです。で、50km/h制限の片側2車線の道路を53km/hで走行していたら、
「君、道路の流れに乗れていないんじゃないか?」
と教官がお小言を・・・。
後ろからバスに煽られたり、なかなか困った状況に追い込まれていた所に、こんな教官の一言を貰ったらそりゃ~がんばりますよ。で、55km/hに成った瞬間・・・
「君、この道の制限速度を知っているか?」
まっまじっ?
と言う事で、仮免許の段階から 制限速度と流れに乗った運転の間 で悩まされてきた私ですが、今日のニュースでの発言は納得できる面と納得できない面が有ります。
ヨーロッパと日本では結構運転環境が違うんですよ。
1つ目は、ヨーロッパでのスピード制限のマージンについて。
ヨーロッパと言っても、ドイツとスイスをちょろっと走った事が有るレベルの人間ですが、あちらでのスピード制限は、何かあるから制限するのです。一般道の制限速度が100km/hのドイツで、突然70km/hが出てきたら、その先には急カーブが有るとか道が狭くなるとか、ホントにスピードを落としておかないと死んでしまう状況が必ず発生します。むしろ70km/hに落とした所で十分なのかはよく判らないくらいの制限です。マージンは全く無い必要最低限の制限なのです。
それに対して日本の制限速度は、その速度で有れば誰でも安全に通行できるレベルで、その速度を超過したからと言ってすぐに恐怖を感じる事は無く、T型フォードで走っても現代の車で走っても大丈夫なレベルのマージンが有る様な気がします。
2つ目は、スピード制限の場所について。
ドイツやスイスでは、ド田舎の一般道では100km/h(スイスは80km/hだったかな?)何ですが、ここから街です!って言う標識を越えると無条件で50km/h制限に成ります。人里離れた山奥でも、集落に繋がる道が分岐する交差点が有る場合、その交差点を街とみなして前後100m位が50km/hの制限に成ります。これをそのまま日本で適応すると、ほとんどの山道でも人里離れた民家のお陰で50km/h制限だらけに成っちゃうでしょうね。
3つ目は、運転マナー
ヨーロッパでは、交差点の優先順位がしっかり決まっていて、優先道路側を通行している場合は徐行の必要が有りません。優先道路に交差する側の車が動く事で、優先道を走行する車がブレーキ操作を強いられた場合には、とっても怒られるみたいです。もしそれでハンドル操作を誤って事故った場合には、100%優先道路に交差する道路で動いた車の責任に成ります。かもしれない運転なんてありません。どっちに権利が有るかだけが運転中に必要な確認項目です。
それに対して日本では、危なそうな所ではたとえ優先道路を走行していても徐行をしなければなりません。交差点でぶつかったらどんな状況でも無責任ではいられませんね?だから、優先道路の車も減速してくれると思うから飛び出せちゃうんだと思う・・・。
そんなこんなで、ヨーロッパと比較してもあまり意味の無い事だと思うのが1つ。
逆に、
「取り締まりは事故防止に役立つことが大切だ」
って言葉だけには説得力が有るんです。私が10年くらい前に一時停止義務違反を取られた時には、白バイが後から追いかけてきてぶーぶー言って切符を切って言った訳ですが、
一時停止しなければ危ない様な所なら、それを陰から観ていて後から文句を言うのが正しい事なのか?
と思った訳です。もしかすると目の前の公務員にそう言ってたかもしれません。
「裁判に成りますけど良いですか?」
と言われた記憶は有るので・・・。
その影から観ている間に事故が起こったら、その白バイはどういう行動を取ったんでしょうね?
ただ、これも一歩間違うと真意の伝わらない報道になりかねないなぁ~と・・・。
今日は、 このニュース!
国家公安委員長、交通違反の取り締まりに苦言
私は、教習所に通っている時に疑問に思った事が有りました。
うちの教習所の車には教官用に助手席側にデジタル表示のスピードメーターがついてまして、運転席のアナログメーターよりもハッキリとスピードが解っちゃうんです。で、50km/h制限の片側2車線の道路を53km/hで走行していたら、
「君、道路の流れに乗れていないんじゃないか?」
と教官がお小言を・・・。
後ろからバスに煽られたり、なかなか困った状況に追い込まれていた所に、こんな教官の一言を貰ったらそりゃ~がんばりますよ。で、55km/hに成った瞬間・・・
「君、この道の制限速度を知っているか?」
まっまじっ?
と言う事で、仮免許の段階から 制限速度と流れに乗った運転の間 で悩まされてきた私ですが、今日のニュースでの発言は納得できる面と納得できない面が有ります。
ヨーロッパと日本では結構運転環境が違うんですよ。
1つ目は、ヨーロッパでのスピード制限のマージンについて。
ヨーロッパと言っても、ドイツとスイスをちょろっと走った事が有るレベルの人間ですが、あちらでのスピード制限は、何かあるから制限するのです。一般道の制限速度が100km/hのドイツで、突然70km/hが出てきたら、その先には急カーブが有るとか道が狭くなるとか、ホントにスピードを落としておかないと死んでしまう状況が必ず発生します。むしろ70km/hに落とした所で十分なのかはよく判らないくらいの制限です。マージンは全く無い必要最低限の制限なのです。
それに対して日本の制限速度は、その速度で有れば誰でも安全に通行できるレベルで、その速度を超過したからと言ってすぐに恐怖を感じる事は無く、T型フォードで走っても現代の車で走っても大丈夫なレベルのマージンが有る様な気がします。
2つ目は、スピード制限の場所について。
ドイツやスイスでは、ド田舎の一般道では100km/h(スイスは80km/hだったかな?)何ですが、ここから街です!って言う標識を越えると無条件で50km/h制限に成ります。人里離れた山奥でも、集落に繋がる道が分岐する交差点が有る場合、その交差点を街とみなして前後100m位が50km/hの制限に成ります。これをそのまま日本で適応すると、ほとんどの山道でも人里離れた民家のお陰で50km/h制限だらけに成っちゃうでしょうね。
3つ目は、運転マナー
ヨーロッパでは、交差点の優先順位がしっかり決まっていて、優先道路側を通行している場合は徐行の必要が有りません。優先道路に交差する側の車が動く事で、優先道を走行する車がブレーキ操作を強いられた場合には、とっても怒られるみたいです。もしそれでハンドル操作を誤って事故った場合には、100%優先道路に交差する道路で動いた車の責任に成ります。かもしれない運転なんてありません。どっちに権利が有るかだけが運転中に必要な確認項目です。
それに対して日本では、危なそうな所ではたとえ優先道路を走行していても徐行をしなければなりません。交差点でぶつかったらどんな状況でも無責任ではいられませんね?だから、優先道路の車も減速してくれると思うから飛び出せちゃうんだと思う・・・。
そんなこんなで、ヨーロッパと比較してもあまり意味の無い事だと思うのが1つ。
逆に、
「取り締まりは事故防止に役立つことが大切だ」
って言葉だけには説得力が有るんです。私が10年くらい前に一時停止義務違反を取られた時には、白バイが後から追いかけてきてぶーぶー言って切符を切って言った訳ですが、
一時停止しなければ危ない様な所なら、それを陰から観ていて後から文句を言うのが正しい事なのか?
と思った訳です。もしかすると目の前の公務員にそう言ってたかもしれません。
「裁判に成りますけど良いですか?」
と言われた記憶は有るので・・・。
その影から観ている間に事故が起こったら、その白バイはどういう行動を取ったんでしょうね?
ただ、これも一歩間違うと真意の伝わらない報道になりかねないなぁ~と・・・。