春休みのデッサン室

春休みのだれもいないデッサン室。
ぼんやりしながら北九州のあれこれ、デッサンしてみましょう…

青春の門/織江の唄

2012年01月18日 | レコード箱
「青春の門」は五木寛之の大河小説です。
こういう内容はあまり好みではないので読んでいませんが、映画はテレビで見ました。
それもずいぶん以前ですので、内容もかすかに雰囲気でしか覚えていません。

映画では主人公の信介を田中健が演じていました。
織江は大竹しのぶが演じていました。
二人ともぴったりですね。

このお話の最初の舞台は筑豊です。
私の地元の隣の地域ですので、地域や時代の背景はよくわかります。
それだけに切ない内容が感じ取れますので、本は読む気がしない。

山崎ハコ 織江の唄


その青春の門のテーマ曲としての「織江の唄」です。
作詞:五木寛之・作曲:山崎ハコ

山崎ハコは織江になりきって歌っています。
悲しい歌ですね。

山崎ハコ 織江の唄


この歌の中に「香春岳」というのが出てきます。

田川の香春町に香春岳があり、一ノ岳、二ノ岳、三ノ岳とあります。
この上の画像の中で、三つならんだ山のモノクロ写真があります、
その中の一つが低く台形の形になっています。

これはセメント会社がセメントの材料となる石灰石を採掘したために
山が半分ぐらい無くなったのです。

この台形の山が一ノ岳です。

高校生の時に尺岳~福知山~赤牟田ノ辻~牛斬山の縦走を友人とよく行きました。
けっこうハードコースでしたが香春岳が見えてくるとホッとしたものです。

その頃より香春岳はずいぶん低くなりましたが、
現在はそのセメント会社もなくなったようで、もう採掘されていないようです。

なんだか安心しました。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今晩は(*´∀`*) ()
2012-01-18 19:30:32
春休みのデッサン室さま
青春の門は見ましたが覚えていないの。
テーマ曲の「織江の唄」ですか聴いてかどうかも
覚えて居なくて・・
惚けたのかしら。

「香春岳」の謂われを読ませて貰い
解りました。
悲しい歌ですね~

三つならんだ山のモノクロ写真がありますが
昭和を感じました。
玉造温泉を見て頂き有難うございましたm(__)m
白鳥の写真、今のが1番好きなので当分変えません。
返信する
青春の門の名場面 (hobashira)
2012-01-18 20:02:44
今晩は!
「青春の門」、全部じゃないが、図書館で借りて読みました。
映画もテレビも見てないし、
こんな歌があるとも知らなかったです。
この唄のような、場面がありますね。(思い出しました。)

田代~尺岳~福知山~赤牟田ノ辻~牛斬山~採銅所のコース、
私も高校時代は良く行きました。
牛斬分れの手前辺りから、日田彦山線の列車が見えた時は、ホッとしました。
牛斬分れで、いつも日が暮れそうになり牛斬山まで行ったことは?
兎に角、このコースはきつかった!!
返信する
こんばんは~♪ (ゆめ吉)
2012-01-18 20:19:14
青春の門、テレビで観ました。
そしてこの歌も知ってますよ~!
「信ちゃん、信介しゃん!」って歌詞が独特ですね。
ついつい一緒になって口ずさんでしまいましたよ♪
時々田川まで行きますが、ぼた山を見ると
青春の門を思い出してしまいますねぇ。
返信する
五木寛之 (ひまわり)
2012-01-18 22:05:01
こんばんは~
私高校生のとき、青春の門の本しっかり買って読みました
クラスメイトとなぜか五木寛之を愛する会など作って
朝早く学校に行って朝の会が始まるまで
色々と読んだ本について話してたこと思い出しました
たった4人(男2人・女2人)だったんですけどね(笑)
なぜかこの歌を聞くとその事を思い出します
青春してた頃のお話です
返信する
啓さん、筑豊にはいろんな歴史があります (春休みのデッサン室)
2012-01-19 18:44:20
>青春の門は見ましたが覚えていないの。
>テーマ曲の「織江の唄」ですか聴いてかどうかも
>覚えて居なくて・・

いえいえ、しょうがないですよ。
もうずいぶん前の映画です。
ボクもほとんど忘れています。

筑豊にはよしにつけ悪しきにつけいろんな出来事があり
いろんな悲しい歴史もあります。
一方では麻生太郎さんのようなお金持ちもいらっしゃいます。
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hobashiraさん、山の詳しい記憶ありません (春休みのデッサン室)
2012-01-19 18:53:02
>「青春の門」、全部じゃないが、図書館で借りて読みました。

全部詠むのは大変でしょう。
また、お話も完結していないかもしれません。

>田代~尺岳~福知山~赤牟田ノ辻~牛斬山~採銅所のコース、
>私も高校時代は良く行きました。

健脚コースでしたよね。
帽子は学生帽、
シャツはウールかアクリルだったかもしれませんが
ズボンは学生ズボンでした。
今から考えると、素朴でまたおかしい。

牛斬についたのは日が暮れそうだった記憶はありません。
日の長い季節だったのでしょうか…
詳しい記憶はありません。
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ゆめ吉さん、何してても蘇ってきます (春休みのデッサン室)
2012-01-19 18:56:24
>「信ちゃん、信介しゃん!」って歌詞が独特ですね。
>ついつい一緒になって口ずさんでしまいましたよ♪

そうなんです。
久方ぶりにこの曲を聴くと
仕事してても、散歩してても、運転してても
このメロディ、歌詞が蘇ってきます。

いい音楽です。
返信する
ひまわりさん、八幡の学生 (春休みのデッサン室)
2012-01-19 19:01:28
>クラスメイトとなぜか五木寛之を愛する会など作って
>朝早く学校に行って朝の会が始まるまで
>色々と読んだ本について話してたこと思い出しました

想像できます。
ボクたちの頃もそんな学生たちがいたように思います。
可愛らしくって、純粋で、ひたむきで…
青い青い時代を思い出します。
八幡の学生らしい!!

逆に進学してものすごいカルチャーショックを受けました。
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