森ぶらりん

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イワオヌプリ裏 硫黄川・2 硫黄鉱山町跡

2018年10月15日 | ニセコ山系・羊蹄・積丹周辺

 

 

毎年探索に出かけている、硫黄鉱山町跡です。

ここはすぐ近くの硫黄鉱山で働いていた人たちが住んだ町の跡で

最盛期には数百人(200~300人)ほどが暮らしたそうです。

病院や学校もあったということで、活気もあったんだろうなきっと。

鉱山は江戸時代からあり、昭和初期に閉山したらしい。

その頃はマッチの原料として硫黄の需要があったんですね。

硫黄川上流方面

まだ石組がしっかりと残ります。これは硫黄を運んだ水路かな?

 

 

しかり組まれた石積みですが、それでも少しずつ植物が覆ってきています。

こうして自然に還るんですね。

 

 

 

 それじゃ、今度は硫黄川の下流へ進みましょう!

こちらは景色が良いのでーす 😊

 

いつも同じこと書いてますが、ここは登山道や遊歩道などはありません。
踏み跡は不明瞭で見通しの悪い部分も多いです。
ここへ入るときはGPSは必携、地図読みもできるようにしてくださいね。

 

 

建物の基礎でしょうか?

 

 

 

 これ、去年見つけた手水。

ぽつんと取り残されています。

 

 

 

まだきれいに並ぶレンガが、イソツツジに包み込まれようとしています。

人の気配はこうして自然によって消されていくんだな~。

 

 

 

 まわりの紅葉がとてもきれいです。

ここは一番大きな硫黄集積所の跡です。

ここもまた、斜面から流れる土砂に呑まれそうです。

 

 

 

散らばるレンガの中に、ときどき刻印が見られます。

これは「 OWA」と読めますね。

 

 

 OWARITIKWA でしょうか。

 

 

 なぜか K が左右反転している?

社名のロゴみたいなものかな?

 

 

こちらは「 ○○耐火煉瓦株式會社」 と読めます。

最初の2文字はかなり不鮮明ですが、ローマ字と合わせて考えると

おそらく「尾張耐火煉瓦株式會社」でしょう。

他社に合併されたらしいです。 

 

 

 

 

 



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