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森ぶらりん

森・山・川をぶらぶらしながら
外遊びを楽しんでいます

テシオコザクラ 3

2019年06月01日 | 道北

 

 

 

 よく見ると、テシオコザクラっていろんなタイプがあるのね♪

 

 

この ↑ タイプがもっとも多いので、これが基本形ね。

サクラソウ科植物の花としても、ノーマルな形です。

 

 

 

 

 

ふぎれタイプ

 

 

 

 

 

 

切れ込みなしタイプ これもかわいい♬

 

 

 

 

 

湿ったところがお好きなようです。

 

 

 

 

その他のお花。

道北の平地だからか、こちらでは山に行かないと見られない花も

数多く咲いていました。

 

 

ヒメナツトウダイ

 

 

 

 

 

ツマトリソウ

 

 

 

 

 

 

ノビネチドリ

後方の紫はアポイタチツボスミレ
(アポイ以外で見るの初めて)

 

 

 

 

 

 

ミツバオウレン

 

 

 

 

 

 

ゴゼンタチバナ

 

 

 

最後に蛇紋岩適応4姉妹をもう一度✨ 

 

 

 エゾヒメクワガタ

 

 

 

 

 

 

テシオソウ(オゼソウ)

 

 

 

 

 

アポイタチツボスミレ

 

 

 

 

 

テシオコザクラ

 

 

 

 

 

 


道北の旅 花の浮島礼文島~そっくり植物

2017年08月03日 | 道北

 

 

礼文島トレッキング南部めぐりで、桃岩展望台までやってきました。 

 

写真右に大きく見えている岩山が「桃岩」です。
どうやら海底で固まった溶岩ドームが島の隆起で地表に現れたものみたい。

で、どこかに「猫岩」があるらしいのですが、
前回ここに来たときからずーっと
「猫岩は、桃岩の向こう側にあるから展望台からは見えない」と思いこんでいました。

そしたらですよ、あれ、あそこに、見えるんですわ。(驚!)
どこって? ほら海中のあれですよ。 ・・・ちっちゃ!(笑)

 

てわけで、ズーム!

 たしかに、猫耳ついてます!

 

 

 

そんなことより、花。 

 

来る前の予習で、見分けが難しそうだな~と思っていたのが
レブンソウ・カラフトゲンゲ(チシマゲンゲ)・エゾノレンリソウ・クサフジの4種。

 レブンソウ(礼文島固有種)

 

 カラフトゲンゲ(チシマゲンゲ)

 

 エゾノレンリソウ

 

クサフジは札幌でもよく見るから、礼文島でもこれだけはすぐに見分けられたので
そっくりさんから除外。

 

展望台でボランティア監視員の方に聞いてみたら
見分けの良い方法を教えてくれました。 

レブンソウは花序の柄が地面から出ています。

その他、花が上を向いている、葉に白い綿毛がついている。
という特徴もあるみたい。

 

 

対してカラフトゲンゲは、花序の柄が茎の途中から枝分かれして出ている、
花が下を向いている、という特徴があります。

 

レンリソウは、そもそも花序に花数が少ない。

 

 ということを覚えました!
(しかし、次に来たときは忘れてる。笑)

 

 

残り少なかった チシマフウロ

淡い紫がいいわね~。

 

かわいいけど調べたら外来種 ノハラナデシコ

 

 

展望台から港へ下る途中で左折して
レブンウスユキソウ群生地に寄ります。
ここから片道2.0km。またまたずーっと上り坂です。

 

ということです。

 

 

背の低いオオウバユリがあって、真上からのぞき込んでみたら
意外とおもしろい造形美でした。

 

 

 元地漁港

 

 

レブンシオガマ

ヨツバシオガマの2~3倍の大きな花序をつけます。
最初、長すぎてシオガマとは気づけなかった。(笑)

 

 

到着!

 

いっぱい咲いてます!

 

しかし遠目にはただの草原にか見えない・・・ (笑)

 

カワラナデシコもいっぱい。
なぜこんなに切れ込むんでしょうね~?

 

マルバトウキ

赤紫の葯がおしゃれ ♪

 

こんなに薄い色もありました。これまた、かわいい ♪

 

 

ウメバチソウはやっと咲き出したところ。

 

レストラン

キスジホソマダラが12羽ご来店中(笑)
人気あります ♪

 

 

 

 礼文島の谷の向こうに利尻島。

 

さて、あとは来た道を引き返して港へ移動し、フェリーで稚内まで戻ったのでした。
フェリーはちょいと奮発して椅子席にしたので
爆睡してしまったのは言うまでもありません。(笑)

 

 

礼文島、花いっぱいで楽しかったー☆
ウスユキソウ・レブンソウ・リシリソウにも会えたし。
でも、まだ見てない花もあるのよね~。またいつか行くぞ!

 

 

 

 

 


道北の旅 礼文島お目当ての花登場!

2017年08月01日 | 道北

 

 

元地灯台を過ぎると、小道は崖の縁を通るようになります。
曇り空だったけれど、真下に見える海がきれい。

 

谷間には花が咲き乱れています。
この辺は、エゾイブキトラノオが多かったかな。

 

 

 霧(雲)が海から上がってきて、草原を駆け抜けます。

 

 

あ!私の好きなユキノシタ科のお花です!

ダイモンジソウ

真っ白な花弁に、赤い葯、黄色い子房、かわいい~♪

 

 

お!今度はついに、レブンウスユキソウ見つけた!
これが見たかったのよー♪

本当に、うっすら雪が積もったかのようなお花です。
まだ朝露を付けています。

 

 

まわりにはエゾカワラナデシコもいっぱい。

 

 

 崖っぷちの小道

 

 

オニシモツケが谷間を埋め尽くしています。

 

 

 ここも地層が見えるのねー。

 

エゾイブキトラノオ

 

 

 キタノコギリソウ

 

 

今度は! リシリソウ!!

これも見たかったのよー!

 

 

花びら1枚1枚に、ハートマーク入り。

なんてかわいいのー♪

 

 アケボノソウやセンブリにもちょっと似てますね。

 

 

ウスユキソウとリシリソウ

見たかった花が並んで咲いているなんて、最高です!

 

 

ハ~マナ~ス咲いて~♪ カ~モメも鳴~いて~♪

 

 

コースを進むと、しだいにウスユキソウが増えてきました。

 

かわいい♪ かわいい♪

 

 

大きな花をつけています。

 

ミソガワソウ

島全体で満開というくらい、どこにでもたくさん咲いていましたねー。

 

シソ科植物です。 

オニシモツケの大大大群落

写真では見づらいけれど、向こう側の斜面もずーっとオニシモツケ。
まるで、ハイジやペーターの羊の群れみたい。

 

オニシモツケって、よくみたらい意外とかわいい花なのよね。

 

 

 

トウヒレンは確かこの島特有だったか?と思い一応写真に撮ったら
レブントウヒレン(島固有)でした!

 

 

エゾニュウ

花火みたい

 

 

 

ミヤマキンポウゲ 開花は最終便かな?

 

ここからもうちょっとで、桃岩展望台です。
(つづく) 

 

 

 

 

 


道北の旅2日目 花の浮島・礼文島その1

2017年07月31日 | 道北

 

 

旅の2日目は朝焼けの始まり。

 

さいさき良いのか?悪いのか?
たしか「朝焼けすると天気がくずれる」っていうお天気ことわざがあったような・・・。
(ホテルの窓越し撮影です)

 

 

この日、2日目は満を持して
花の浮島は礼文島~花満喫ハイキングへ、いざ出発!

コースはいろいろ考えたけど、港から遠くへ移動すると時間がもったいないし
北部は以前に行ったことがあるので、
近場の南部をのんびりじっくり散策することに。

 

 予定としては
港からバスで知床→元地灯台→桃岩展望台→ウスユキソウ群生地→引き返して港へ
というコースにしました。(実際そうなった)

港から路線バスで南側の知床へ移動。
時間にして10分くらい。

乗客は地元の方2人と、「北のカナリアパーク」へ行く観光客2人と
100Lくらい?の巨大ザックを背負った人が1人。
分割パドルが見えたので合点がいき声をかけると
やっぱりザックの中身はフォールディングカヤック(折りたたみ式カヤック)でした。
知床から礼文島を1周するそうです。お気を付けて!

 

 

知床バス停。
横に「礼文島 あいさつすれば 笑顔咲く」の標語。
花の島らしくて、いいね~。

 

 

バス停のすぐ横にもう1つバス停が・・・と思ったら
こちらはお手洗いでした。心強い旅のサポートです。(笑)

 

 

バス停近くに新しく切り通しで作られた道路があって
路面の両側にきれいな露頭が出ていたので、見に行きました。

地層の中に、はっきりと不整合面が見えます。
礼文島は隆起してできた島ということですが
見える範囲で一度は海底に沈んだのですね。
そのあと再び隆起して今の姿になったことが分かります。

 

 

 

バス停からほんの少し住宅街の中を歩き、そのまま遊歩道に入ります。

 ここから花トレッキングのスタートです!
 

 

 最初はこんな感じ。振り返ると利尻島が海の上に。いいね~。

 

すぐに・・・

 ハイオトギリ?

 

 キタノコギリソウ 開花
淡いピンクがかわいらしい

 

 チシマワレモコウにハナアブが訪問 ♪

(ナガボノシロワレモコウとの違いがよく分からぬ)

 

てな具合に次々にお花登場 ♪
これ以外にも、ウツボグサ、カンチコウゾリナ、ヤマブキショウマ
などもたくさん。

 

 

 ゆるやかな丘を登ります。
振り返ればやっぱり利尻島。

 

 

チシマアザミの草原

 

ミヤマキンポウゲ ぽつぽつと咲き残り

 

アキカラマツ 風に揺れて涼しげです。

 

シベリアシオガマ(上から)

 

シベリアシオガマ (横からも 笑)

 

 

トウゲブキ かわいい♪

 

 

 ゆるやかではあるけれど、ずーっと続く丘をひたすら登ると・・・

 

 元地灯台です!

 

 

灯台が建つ所は見通しのよい所なので・・・ 

 

眺め良し! 

 

さーて、まだまだ見たいお花は登場しておりません。
前回来たときの記憶からすると
このあとの桃岩にかけてのコースが花数が多かったので、今回も期待できそうかな?
なんて考えながら再び歩き出したのでした。

(その2へ)

 

 

 

 

 


道北の旅 1日目・夕焼け小焼け

2017年07月29日 | 道北

 

 

礼文島へ行ってきました。

 

6年ぶり2回目です。
前回は6月に春の花を楽しんだので、今回は夏の花ねらい。
レブンウスユキソウ・レブンソウ・リシリソウが見られるかな?

 
1日目は移動日。
午前11:00に札幌を出発し、留萌経由でオロロンラインを北上して
稚内には16:00くらいに到着です。そのまま稚内に前泊しました。
日本海沿いの道は広いし、すいているし、ちょっと詰まっても追い越せるし
道の駅も多いし、眺めも良いし、快適でした~。             

 

 

ノシャップ岬から利尻島を。

この日に利尻富士に登った人は最高だったでしょうね~。 

 

 

早い時間の漁港。
磯舟のとがった舳先がかっこいい!

 

 

こちらは礼文島。
(手前は防波堤)

 

 

夕日 1

 

 

 夕日 2

半円の太陽を撮ろうと思ったけど、これくらいになると
もうどんどん沈んでいって、半円は取り逃しました。(笑)

 

夕日 3

なくなるー! 

 

 

月齢2.7 

 

 

 この平べったい島は、天売・焼尻(多分、重なってる)

 

 

 

 

 


礼文島4

2011年06月22日 | 道北

晴れていた礼文島でしたが、本当に風が強かった!礼文島の別名は、「花の浮島」だけではなく

「風の島、霧の島」というのもあるのだそうです。その名の通りで、ジャケットは常にバタバタ、

あごひものついた帽子も飛び、花たちは風にゆらゆらゆらゆらでピントを合わせてくれません。

淡い色のサクラソウモドキ。こんなにかわいらしいのに「モドキ」だなんてかわいそうな名前です。

青紫と白のグラデーションが美しいミヤマオダマキ。たくさん咲いていました。

レブンコザクラ。花穂が扁平ですが、色が濃いめできれいです。

こんな立派な白花のノビネチドリもありました。

ときどき崖っぷちから青い海が見えます。吸い込まれそうな青でした。

人里の方へ降りてくると、林の中にカラフトヒロハテンナンショウがありました。

最後におさらいの1枚です。撮ったのは保護林の中です。

 


礼文島その3

2011年06月21日 | 道北

レブンアツモリソウはかわいかったなー。葉っぱにふっくらお餅がくっついているみたいだったなー。

もしたくさんあったら、一輪くらいつまんで・・・いやいや、そんなことしちゃいけません。

 

そのほかたくさんの可愛らしかった花たちです。

ハクサンチドリの草原がどこまでも続きます。こんなに広い所にこんなに多く咲いているのは、初めて見ました。

イワベンケイも、ちらほらと。丈夫そうな葉と、ふわふわの花の対比がおもしろいです。

まだまだ新鮮に咲いていたエゾエンゴサクにびっくり!北の地では短いシーズンに一斉に花が咲くのですね。

エゾノハクサンイチゲ。陽の光をいっぱに浴びて輝いていました。

これは、ミドリハクサンイチゲでしょうか?

霞んではまた現れる利尻富士が幻想的でした。ここに登った人は、礼文島の全景が見えたのかな?