
礼文島トレッキング南部めぐりで、桃岩展望台までやってきました。

写真右に大きく見えている岩山が「桃岩」です。
どうやら海底で固まった溶岩ドームが島の隆起で地表に現れたものみたい。
で、どこかに「猫岩」があるらしいのですが、
前回ここに来たときからずーっと
「猫岩は、桃岩の向こう側にあるから展望台からは見えない」と思いこんでいました。
そしたらですよ、あれ、あそこに、見えるんですわ。(驚!)
どこって? ほら海中のあれですよ。 ・・・ちっちゃ!(笑)
てわけで、ズーム!

たしかに、猫耳ついてます!

そんなことより、花。
来る前の予習で、見分けが難しそうだな~と思っていたのが
レブンソウ・カラフトゲンゲ(チシマゲンゲ)・エゾノレンリソウ・クサフジの4種。

レブンソウ(礼文島固有種)

カラフトゲンゲ(チシマゲンゲ)

エゾノレンリソウ
クサフジは札幌でもよく見るから、礼文島でもこれだけはすぐに見分けられたので
そっくりさんから除外。
展望台でボランティア監視員の方に聞いてみたら
見分けの良い方法を教えてくれました。

レブンソウは花序の柄が地面から出ています。
その他、花が上を向いている、葉に白い綿毛がついている。
という特徴もあるみたい。

対してカラフトゲンゲは、花序の柄が茎の途中から枝分かれして出ている、
花が下を向いている、という特徴があります。
レンリソウは、そもそも花序に花数が少ない。
ということを覚えました!
(しかし、次に来たときは忘れてる。笑)

残り少なかった チシマフウロ
淡い紫がいいわね~。

かわいいけど調べたら外来種 ノハラナデシコ

展望台から港へ下る途中で左折して
レブンウスユキソウ群生地に寄ります。
ここから片道2.0km。またまたずーっと上り坂です。

ということです。

背の低いオオウバユリがあって、真上からのぞき込んでみたら
意外とおもしろい造形美でした。

元地漁港

レブンシオガマ
ヨツバシオガマの2~3倍の大きな花序をつけます。
最初、長すぎてシオガマとは気づけなかった。(笑)

到着!

いっぱい咲いてます!

しかし遠目にはただの草原にか見えない・・・ (笑)

カワラナデシコもいっぱい。
なぜこんなに切れ込むんでしょうね~?

マルバトウキ
赤紫の葯がおしゃれ ♪

こんなに薄い色もありました。これまた、かわいい ♪

ウメバチソウはやっと咲き出したところ。

レストラン
キスジホソマダラが12羽ご来店中(笑)
人気あります ♪

礼文島の谷の向こうに利尻島。
さて、あとは来た道を引き返して港へ移動し、フェリーで稚内まで戻ったのでした。
フェリーはちょいと奮発して椅子席にしたので
爆睡してしまったのは言うまでもありません。(笑)

礼文島、花いっぱいで楽しかったー☆
ウスユキソウ・レブンソウ・リシリソウにも会えたし。
でも、まだ見てない花もあるのよね~。またいつか行くぞ!