奈良大和路水彩スケッチ散策

奈良・大和路の風景を寺社仏閣中心に水彩スケッチ探訪

富雄川に沿って

2007-10-05 21:15:34 | スケッチ
真弓寺に近い富雄川左岸の坂道をのぼると、右手にあります。豪族筒井氏の菩提寺で,奈良の町中に建立されたのですが、周辺の市街地化による環境変化のため,現在地に遷寺しました。重要文化財に指定された建築物の移転はきわめて珍しい。本堂・石造の五輪塔・木造文殊菩薩騎獅像・普賢菩薩騎象像(ともに国重文)などがあります。拝観は事前に予約が必要で、スケッチのため入れてほしいというのは難しい。絵は山門。

富雄川に沿って/法楽寺(華厳宗)/F1

2007-10-03 17:36:59 | スケッチ
高山町の富雄川右岸にひっそりと法楽寺があります。寺伝では聖武天皇の勅命による行基の開山といい、本尊は薬師如来です。中世、この地の鷹山氏の菩提寺だったが、戦国時代に度重なる兵火に遭い、現本堂はこの地出身の東大寺僧公慶の勧進と高山城主源藤光の協力により再建したもで「東大寺別院」と称しています。