奈良大和路水彩スケッチ散策

奈良・大和路の風景を寺社仏閣中心に水彩スケッチ探訪

北山辺の道/正暦寺本堂

2011-01-22 08:08:38 | スケッチ
北山辺の道/正暦寺本堂付近/F3
同じ本堂付近の風景です。また、ここは清酒発祥の地。境内には、日本清酒発祥の地という碑も立っている。近くを流れる菩提仙川の満らかな水を用い、日本で初めての清酒を作ったのも、この寺といわれています。同じ製法を復活させ、独自の酒母を用いた清酒を付近の造り酒屋との共同で醸し、寺でも販売しています。
 菩提川さかのぼりつゝ秋深 無涯子

北山辺の道/正暦寺本堂

2011-01-19 20:39:21 | スケッチ
北山辺の道/正暦寺本堂/F3
人家から離れて立つ古寺に秋が訪れる。静寂の中、境内にモミジの赤が彩りを添える様は、訪れる人の心を長く打ち続けてきました。
創建は正暦3年(992)。堂塔・伽藍を中心に86坊が渓流を挟んで立ち並び、偉容壮麗を誇る大寺だったこの寺も、1000年の時を経て、今は、広い境内と石垣で昔を偲ぶ隠れ寺のような趣を漂わせいます。ここは古くから錦の里と呼ばれたほど、紅葉で知られています。
境内に万葉歌碑があります。
経もなく 緯も定めず 娘子らが 織る黄葉に 霜な降りそね (大津皇子)

北山辺の道/弘文寺本堂

2011-01-10 07:19:42 | スケッチ
北山辺の道/弘文寺本堂/F3
嵯峨天皇の勅願により弘法大師を開基として小野篁が建立したと伝られます。本尊は、弘法大師の作と伝えられる秘仏、虚空蔵菩薩像。知恵を与える菩薩として知られ、13歳になると学業成就などを祈願する「十三参り」で知らています。
本堂(重文)は、元禄九の再建で、まだ新し感じです。

北山辺の道/弘文寺山門

2011-01-06 05:52:06 | スケッチ
北山辺の道/弘文寺山門/F3
山辺の路の北半分、石上神宮から奈良の間を「北山辺の路」と呼ばれています。三輪から天理の間は山辺の路が飛鳥時代の路とほぼ同じとしているのに対し、北半分は確定していないようです。しかし、このあたりがそうでないかと弘仁寺は境内を「東海道自然歩道」が通り、参道の階段を登ると山門です。山門には入山料(通行料?)200円収納箱が置いてあります。四季折々に彩られた広い境内に入ります。