奈良大和路水彩スケッチ散策

奈良・大和路の風景を寺社仏閣中心に水彩スケッチ探訪

室生路/仏寺

2010-12-18 07:08:29 | スケッチ
室生路/仏寺/F3
佛隆寺は足としては近鉄榛原駅からバスになりますが、室生寺の南門ともいわれています。寺伝によると、850(嘉祥3)年に空海の高弟堅恵が創建したとある。春のサクラ、秋のヒガンバナなどでも知られおおり。特に桜(県天然)は根回り7.7mもある巨木です。

室生路/龍穴神社

2010-12-15 07:46:09 | Weblog
室生路/龍穴神社/F3
室生寺から室生川に沿って東に約1km行くと龍穴神社があります。境内は杉の大木に囲まれ、森閑とした雰囲気をただよわせています。奈良時代の末に山部親王(のちの桓武天皇)の病気平癒を行ったり、数多くの雨乞いの神事がここで行われました.

室生路/室生寺五重塔

2010-12-12 09:13:43 | スケッチ
室生路/室生寺五重塔/F3
金堂左の石段をのぼって行くと、五重塔(国宝)があります。高さは16.1mで、屋外にある五重塔ではもっとも小さい。塔は平成10年に台風による倒木で大きな被害を受けましたが修復され、見た目には九世紀のものとは思えない新しさですが、可憐な姿を取り戻しています。
このときの台風は、山の植林や近鉄電車の架線鉄塔が倒れるなど強いものでしたが、民家には比較的被害がでなかったのが不思議です。この塔も倒れた杉の木で被害を受けました。

室生路/室生寺金堂

2010-12-09 07:55:52 | スケッチ
室生路/室生寺金堂/F3
寺伝によると桓武天皇命で創建されました。当初は興福寺の末寺でしたが、江戸時代に独立し、当時高野山が女人禁制であったのに対し、女性にも開かれた寺として「女人高野」とよばれるようになりました。
金堂(国宝)は9世紀なかばに建立され、数回にわたり修理されていますが、数少ない平安時代前期の建築です。
金堂内陣には、木造十一面観音菩薩立像(国宝)、木造文殊菩薩立像(国重文)、木造釈迦如来立像(国宝)、木造薬師如来立像(国重文)、木造地蔵菩薩立像(国重文)の五体が横一列に並んでおり、壮観です。

室生路/室生寺鎧坂

2010-12-06 06:15:06 | スケッチ
室生路/室生寺鎧坂(よろいざか)/F3
室生寺は長谷寺と並び、桜、シャクナゲ、ハナズオウ、紅葉など、四季折々に美しい花が咲き誇ります。しかし、室生寺を代用する花はシャクナゲです。山門を入って、金堂に通ずる鎧坂(よろいざか)と呼ばれる石段の両側を彩るシャクナゲは、、濃いピンク、淡いピンク、そして白。いかにも、"女人高野'の名にふさわしく女性的です。

室生路/大野寺磨崖仏

2010-12-03 17:21:39 | スケッチ
室生路/大野寺磨崖仏/F3
初瀬路から室生寺へ。
大野寺は室生寺の西門にあたり、役行者が開基という古刹。本尊は弥勒菩薩ですが、宇陀川を隔てた磨崖仏が有名です。高さ約14m、左手をLげ、右方向に歩み出すような姿。刻み込まれた衣紋も美しく、磨崖仏としては最大といいます。(対岸からはこまかくは見えませんがネ)。