経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

わかっている”つもり”。<3,782本目>

2011-11-15 07:02:00 | ひとりごと
ビジネスプランの作成をサメ[トしたり、
ビジネスのそのものの相談を受けたりすることが多い。
(というか、それが日野の仕事ではありますが・・)

そんな時に、
ペラペラと喋る経営者も少なくない。

話をすることはそれはそれでいいのだが、
往々にして、
「何が言いたいのか分からない。」ことも少なくない。

言葉はたくさんなのだが、
“要点“がはっきりしないのだ。

つまり
「言いたいこと」があるだけで、
相手に
「伝えたいこと」がはっきりしないのだ。

対象にお客様を想定してみても同じようなことが言える。

お客様が欲しいコト(もの)がわからないのに、
売る側だけの発想とメッセージを出し続けるのだ。

そうなるとお客様としてはしんどい、
つまり買わない。

売る側が一生懸命になっていることと
お客様が求めていることが一致しなければ売れない。

売る側は、商品(サービス)のことをわかっているつもり。
だから、お客様にもわかって頂けると考えてしまう。

お客様は単純だから、
欲しくなければ買わない。

欲しくなるメッセージが自分に伝わってこなければ
アクションを起こすことはない。

独りよがりの“つもり”には十分気をつけなければならない。

相手がいて、初めてコミュニケーションができるのだから、
お客様とどれだけ親密にコミュニケーションができるかの視点でビジネスを考えてみればいい。

目の前のお客様が
“意中の人”だったら、あなたはどんな言葉を発するだろう。

どんなことを考えるだろう。

どんな行動をとるだろう。

“片思い”を経験した人ならわかるだろう。

そのためには、まず「相手を知る」ことだね。













晴@冷え込み。
コートをどうしようか迷いながら、いろいろ迷いながらも来てくれてありがとうございます。