しっかり“生きろ!“＜3,771本目＞

大きなテーマです。

何となくわかっているようで、そんなに切実に考えていなことでした。

あるプロジェクトでいご一緒した10数年来の知人。
上場企業のエリート戦士で、バリバリと仕事をこなしていた。

それでいて、温厚で知的でスマートな人でした。

ところが突然病気に唐黷ﾜした。
原因が当時はなかなか特定出来ず、大変だったそうです。

また、様々な事情があって結果的に生死をさまようことに。
それでも何とか持ちこたえて1年以上の入院生活。

今でも病院へは通っているが、仕事に見事に復帰して
体調に制約がありながらも、活躍している。

そんな人生を歩んでいた方とミーティング中の雑談が凄かった。

「”生きる”と言うことを考えた。
そして、もっと真剣に行きなければと思うようになった。」

（病気になった時は）
「なんで俺が、何で俺でなきゃいけないんだ・・・。」
の自問自答の日々だったそうです。

「自分（病気になったこと）に納得ができない。
その自分を認めるために一番時間がかかった。」

コトバ一つ一つを聞いていて、
とても時間を大切にしなければいけないと感じてくる。

それだけではなく、
「しっかり生きなきゃぁ」という言葉に、
ハッとした。

今でも週に3回の通院を余儀なくされて、
10年以上が経っているそうです。

そしてそれが一生続く。

それでも決して、わがままにならず、
傲慢にもならず、
目の前の仕事を手際よくきちんとこなし、
優しい心遣いもできる。

新しい語学を学び、チャレンジ精神も持っている。
そんな、本当にジェントルマンな企業戦士です。

「生きる望みがある。それだけで凄いことなんだよ。」
って教えられました。

何も不自由もない。
おかげ様で五体満足。

自分の中に不満なんて言葉や概念があることすら、恥ずかしくなる。

しっかりしないと。
しっかり生きないと。

“生きているだけで儲けもん!“って、
存分に実感しないとね。

商売人なんだから、きっちり儲けないと。













晴＠静かな土曜日。
週末に行事もありながら元気に来てくれてありがとうございます。