経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

何度でも聞く。<3,537本目>

2011-04-17 06:06:00 | ひとりごと
好きな音楽を持ち歩いて、いつも聞いている姿は珍しくなくなった。

何度聞いても好きな音楽は、気分を高揚させてくれる。

映画でもそうだ。
結末がわかっていても何回か見てしまう作品もある。

泣ける映画では、観るたびに泣けるシーンが違ったりするのも面白い。

本でも同様のことが言えるだろう。

自分が置かれている状況などによって、何らかの気が付くことがあるのだろう。
一度見たり聞いたりしただけではわからないことの方が実は多いのだ。

わかったつもりになってしまっているのが一番もったいない。

人から聞いたことは、その場では何となく納得してもすぐに忘れてしまうのが人間だ。

最近は週に1回はテニスコートに立っているが、
コーチに言われることは、基本的に同じことを言葉を変えて言ってくれる時の方が多い。

言葉を変えて、何度でも言ういうことで本人が気が付けばいいのである。
もちろんその言葉を受け止めるだけの器や素直さは必要だが、
上達をしようとしているのならできることだ。

その言われたことを実際に自分のスタイルに置き換えてみて、
ボールを打つ。

素行錯誤の連続は人生そのものかもしれない。

テニスではラケットを振る、
野球ではバットを振る、
ゴルフではクラブを振る。

何度でも”素振り”を繰り返す。

どんなに一流プロになっても、素振りをしなくなったプロはいない。

ビジネスのプロは経営者であり、お給料をもらっている限りは
サラリーマンも同じだ。

でも、素振りをしないビジネスパーソンも少なくない。
いいショットを打とうと思えば、練習も必要だ。

その時に、必要なことは信頼できる人からのアドバイスだ。
そのアドバイスを聞いたことを書き留めておいて、
何度でも見直すのだ。

アドバイスを何度でも聞いているのと同じ状態にするのだ。

何回か聞くうちに本質が
ハッと理解できることがある。

それが成長だ。

成長なくして、お客様を喜ばせることもできない。

わかったつもりにならないことだ。
何度も自分と向き合うために、
耳が痛くても何度でも聞くのだ。

できる人はそこからがちょっと違う。











晴れ@風強め。
日曜日でも変わりなく来てくれてありがとうございます。