雨の日にはレコードを聴いていた。
ハイレゾを聴くようになってからもあらためてアナログレコードを回すと、約40年前の録音がこんなにも
音がいいのかと驚かされる。(まれに、この時の録音エンジニアは???というのもあります。)
ハイレゾと共通な点は楽器の音色が自然で美しいところ、不得手はやはり無音時のサイン対ノイズかなあ。
デジタルでは好みの曲ばかりをサクサク選んで聴ける便利さがあるけども、アナログではレコードをジャケット
から取り出す、クリーニングする、針を下げる、上げる、レコードをひっくり返すなど面倒な手間がかかる。
面倒だから一曲目から片面全曲をじっくり聞く機会が得られ、聴き慣れていなかった曲の良さを再発見したり
するから面白い。
昨年押入れから出てきた50枚のレコード、聴き続けていた物、レコードプレーヤーが無いからと友人達から
譲っていただいた物を合わせると約200枚のアナログレコードが、劣化せずに残っている。
SONY(SME)が29年ぶりにレコード生産を再開するとか、近年レコードが見直されているのが頷ける。