阿蘇スカイラインより
<'11年 4月 9日 6時25分撮影>
EF70-200mm F/4L IS USM
絞り優先 F5.6 (1/250秒) EV -0.67 ISO 100 焦点距離 93mm WB 太陽光
ピクチャースタイル VELVIA50(リバーサルフィルム)の色調を採用
阿蘇の北外輪山を覆いつくした雲海は、滝のように鍋(カルデラ)の淵を駆け下った。
雲海の先には九重連山が見える。
金曜日は一日雨、土曜日は晴れマークが出ていた。
大地を十分に潤した雨はやがて止み、霧が漂った後は、お日様が顔を出してさらに水蒸気を誘い出し、
動植物が活発に動く自然の営みがまた繰り返される。
3時に目覚ましをセットして、阿蘇北外輪山の雲海をイメージした。
阿蘇へ向かう三池街道はもう乾いていたけれど、矢護川あたりから濃い霧が漂い、路も濡れていた。
狭い林道を走る時はクロカン軽の有り難さが分かる。霧の中では波長が長く先を照らすフォグランプも心強かった。
二重峠からミルクロードにかかる時にようやくあたりが白みかけてきて、兜岩展望所を右に見る頃には霧が晴れた。