そよ風に髭をなびかせて・Moookな毎日

The breeze gently waves Moook's beard.

助走が大事!なんちゃって

2009-11-24 | Moook in 2009
山の中腹にある運動公園にやってきた。
ここは野球場、サッカー場、陸上競技場、テニスコート、芝生公園等が集合した施設だ。
野球場では、高校野球の試合中、賑やかな応援が聞こえる。
サッカー場は、緑の芝生がとても綺麗です。

こんな芝生の中を走りたいなあと、ムークと父ちゃんはため息。
たまには、ワンちゃんにも開放してくれないかな?
「駄目? やっぱり!」

公園内を散歩すると1時間ぐらいはすぐに経ちます。
最後に、真ん中の芝生広場に向かうと、ベンチに一人,ぽつんと女性が座ってぼんやりしてる。
父ちゃんとムークが歩いていくと、急に立ち上がったその女性がこちらに向かって来た。
すれ違う時に、ムークが近づいて行ったので、慌ててリードを引っ張った。
顔をそむけて急ぎ足で歩く女性。
もしかして、犬が嫌いなのかな?
長い髪を額に垂らして、大きなマスクをかけている。
やけに短いスカートから出てる黒いストッキングの細い足。
その割りに大きなハイヒールがチグハグだ。
靴に慣れていないようで、歩くのに足が曲がったままで、ぎごち無く歩く。
あらら、転びそうだなと振り返ると、細い足に似合わず肩はがっしりと逞しい。

首を傾げている父ちゃんにムークは言った。
父ちゃん: 「あいつは、女装した男でしゅ!」

Moook:  「あれま、よく判ったね。匂いで判ったのかい?」


ムークは答えた。



ムークの目の前をヨタヨタと歩いた黒いストッキングは毛深くて渦を巻いて見えたそうだ。

そうか、丁度、日暮れ前。早く出て来すぎたからまだ明るくって女装がばれると思って、戻って行ったのかな?

父ちゃん: 「ふーっむ、もしかすると走り高跳びの選手かな?」
Moook:  「なんでかな?」
父ちゃん: 「高く飛ぶには、女装が大事なんちゃってさあ!」

注)じょそう>助走>女装  ← 説明する父ちゃんは阿呆です。

「シュナウザーのジャンプは助走が大事」 by Moook

にほんブログ村 犬ブログ ミニチュアシュナウザー(別窓でリンク)


最新の画像もっと見る