星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

わわわ、ウォーレン・ビーティー!

2017-02-28 | 演劇・ダンス・映画・音楽・古典・TV
WOWOWのアカデミー賞授賞式「生中継」のほうを録画しておいた。

帰宅前の情報では、作品賞の発表に間違いがあり、『ラ・ラ・ランド』
の製作者から『ムーンライト』の側に直接、オスカーを手渡したいと。
間違えられたほうはショックなのに、そのうえ自分から渡すなんて。。。
おしゃれだ!てっきり美談だと思い、録画を見てみたら・・・。

ひ、ひどい。それではウォーレン・ビーティーがあまりにも気の毒。
まるで老俳優が間違えたかのように、その手から正しい受賞者の
カードを奪い取って、正しいのは「ムーンライト」だ!と
言ってのけた。(まあ興奮状態だからしかたないかもだけど。)

おいてけぼりにされたウォーレン・ビーティー。
あとから説明するのが、まるで弁解のように見えてカワイソウだった。

ウォーレン・ビーティーの名誉のために3回ぐらい見て検証してみた。
彼はその瞬間、間違いに気づいたよ。
書かれていたのは『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーン。
その短い時間に、封筒の中にもう1枚入っていないかと探す。
入っていないので、これは読めないと判断し、相談するつもりで
フェイ・ダナウェイにカードを渡したんだよねー。
フェイ・ダナウェイはウォーレン・ビーティーがなかなか読まない
理由に気づかなかったようで。
あるいは、最後の瞬間に自分に花を持たせてくれたと思ったのか。
渡されてすぐ『ラ・ラ・ランド』と。間髪をいれずに。
(主演女優賞、と書いてあるのを確認してよ〜〜〜〜〜〜。)

アカデミー関係者が出てくるの遅すぎ!
しかも、ウォーレン・ビーティーが読み間違えたかのような空気。

間違えたのは、封筒を渡した人物。主演女優賞を2回渡してしまった。
しかも、読んだのはフェイ・ダナウェイ。
ウォーレン・ビーティーは断じて読み間違えてなんかいないぞ。
わるいのはアカデミー側。こんなことではアカデミーに明日はない。
もうちょっと洒落た演出に持っていけなかったの?

『俺たちに明日はない』
二人、ほんまにかっこよかったよー。哀しく切ない映画だったよ。
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