モンペリエで独り言。

南仏モンペリエでぶつぶつぶつぶつ…

ツレちゃんに会えた!(歌ちゃんにも)

2018-05-17 | マルセイユ
【漫画】♂♂ゲイです、ほぼ夫婦ですの歌川たいじさんに会いに、マルセイユへ。しかし色々な事情が重なり、待ち合わせ時間に間に合いそうもない!!どうする私!?

ツレちゃんに会いたい!(歌ちゃんにも)の続きです。 


マルセイユ

11時になり、魂が抜けかけてきた頃、携帯が鳴った。番号は日本の番号。急いで出ると、果たして愛しの歌川さんだった。
遅れる旨を伝え、待っていてもらうことに。

短い滞在時間なのに、私が遅刻するのは大変申し訳なかったが、ひとまず一安心。

待ち合わせ場所に着くと、後ろ向きの日本人男性が2人。急いで2人の方に向かい、声を掛ける。
遅刻した旨を謝ると、「あんなに調べてくれてたのに、すっぽかすわけないから、事故でもあったのかと心配していた」とのことで、心配までさせてしまっていた。

待ち合わせは広場だったのだが、「ツレちゃんに、踊れ!って言ったんだけど、嫌だって言われちゃった」と歌川さん。



「だって、警察来たら困るし…」とツレちゃんが言っていたので、「そんなに警察もうるさくないはずだし、帽子を置いておけば、お金入りますよ」とアドバイス(?)をしておいた。次回是非!

そのままバスに乗って旧港に行こうと思っていたのだが、なんとなく歩いて旧港へ。
ここ数日天気が悪かったからか、(私が遅刻して)時間が遅めだったからか、フィッシュマーケットに出ていたのは、2組だけ。それをざっと見て、予約したレストランへ。


LE MARSEILLAISというレストラン

モンペリエの語学学校に通っていた頃、学校の先生に、「ブイヤベースはね、60€以上出さないと美味しいものは食べられないわよ」と言われており、確かに、前回40€くらいのブイヤベースをランチで食べたのだが、あまり美味しくなかった。

でもお昼に人を連れて行くのに、60€以上のお店で大丈夫だろうか?夜なら問題ないのだろうけど。
う~んと考え、レストランを探してくれていた同居人と、ああでもないこうでもないと話しながら、見つけたのがLE MARSEILLAISというお店。
口コミの評判も良く、何よりアクセスが良かった。

目的地近辺に着くと、LE MARSEILLAISと書かれた看板が。「あ、あそこです」と言ったものの、お店はどう見てもお土産屋さん。


「レストランじゃない~!!」

パニクっていると、「あそこにも同じ名前のお店あるから、あそこじゃない?」と冷静な歌川さん。落ち着け私!!

お店に入ると、内装も綺麗で、お店の人もとても感じが良かった。 

席に着くと、焼いたパンとひよこ豆のピリ辛アイオリソースが出てきた。

焼いたパンとひよこ豆のピリ辛アイオリソース(だったと思う)

これはメニューが決まると、お店の人が持って行ってしまい、それに気が付いたツレちゃんが「ああ~、ソースがまだ残っていたのに~!!」と嘆いていて、「うわあ、歌川さんのブログ通りだ~」と心の中でほくそ笑む。


前菜・温かいヤギのチーズのサラダ 12€

ご夫婦は、乳製品アレルギーの私に気を使って、前菜を頼もうとしてくれたのだが、バスに乗ったのと、朝食を摂ったのと、遅刻したのと、仕事モードに突入していたのとで、私は全くお腹が空いておらず、前菜はお断りした。


ブイヤベース 19€~

ブイヤベースは魚介類の種類によって、19€から60€程度まで。私は甲殻類アレルギーもあるので、一番安いのを選んだ。
私の甲殻類アレルギーは火を通してあれば大丈夫なよう(だんだん進化しているので、程度がよく分からず)。ブイヤベースは甲殻類と一緒に煮込むので、火を通したものもダメな甲殻類アレルギーな方はほかのメニューを頼むのが無難。

お店の人が火の通った魚をテーブルまで持ってきてくれ、目の前で魚の骨などを綺麗に取り除き、スープを注ぎ、サービスしてくれる。手慣れたプロの技で、見ているのも楽しい。

歌川さんとツレちゃんは海老や、オマール入りのブイヤベースを頼んでいて、見た目も豪華だった。

←明日に続く。