モンペリエで独り言。

南仏モンペリエでぶつぶつぶつぶつ…

住めば都。

2017-11-23 | フランス
在仏日本人に同意してもらえるかどうかと言うと、よく分からないけれど…

多少の遅延はあれ、電車はキチンと来るし、
電車が遅延をしても、ブツブツ文句を言いながら、大人しく待てるし、
医療は発達していて、システムもきちんとしているし、
救急だと判断されれば、すぐに救急車は来るし。
出産までのシステム、技術も整っていて、出産専門の施設で、無痛分娩が主流だし、
給料は少ないけれど、有給はしっかり取れるし、
アンチ~はいても、どのセクシャリティも受け入れようとする姿勢はあるし、
同じく、アンチ~はいるけれど、どの宗教も尊重する姿勢もあるし、
ハンディキャプがあっても、外に出られるし、
どんなに変わっていても、個性として受け入れられるし、
結婚にこだわらず、そのカップルに合ったスタイルで恋愛できるし、
結婚しているしていないに関わらず、子供を作るか作らないか選択できるし、
自分の考えは主張できるが、それを人に押し付けないし、
正論がコレだから、異論は受け付けないといった姿勢はなく、自分の正反対の意見でも、きちんと聞く姿勢を持っていて、自分と違う意見を持っていることを尊重するし…


モンペリエ 旧市街地にある公園

多少の不便を鑑みても、フランスって生きやすい国だなと思う。


←人間らしく生きられる。






アダムとイヴな世界へ。

2017-11-22 | フランス
フランスには、naturiste(ナチュリスト)と言って、ヌーディストが存在する。
夏になると、フランスにある海岸のあちらこちらで、ヌーディスト用にヌーディストビーチも開かれ、モンペリエ近郊にもそんなビーチがあるらしい。

だいぶ前に、ヌーディストのルポルタージュを見たことがあって、ある若い男性が、ヌーディストになろうと、ヌーディストキャンプに参加するというものだった。
彼はまだ初心者なので、3日目まではパレオで過ごし、4日目から完全にヌーディストになるというもので、4日目彼は「やっぱり無理だ」と涙するのだが、それを見た全フランス人が「なら脱がなきゃいいじゃない!!」と心の中でつっこんだであろうことは想像に難くない。
その後、彼は無事にアダムとイヴの世界に合流し、立派な(?)ヌーディストとしてキャンプに参加したらしい。

なぜそんな話をしているかと言うと、最近、ニュースを見ているとその手の話が流れてくるから。

先日は、パリの12区で、普通のジムをヌーディスト用に、週何回か開放しているというニュースが流れていた。(動画はコチラ
見てみると、ちゃんとバスタオルを器具の上に敷いていて一安心。

そして、今日は、ヌーディストレストランがパリの12区にオープンしたとかで、話題になっていた。(動画はコチラ
予約制で、店に入るとロッカーがあって、そこで服を脱ぎ、室内に入ることになっているらしい。
サービスの2人以外は、服を着るのは禁止。
オーナーへのインタビューもあったのだが、顔を見て彼らがアラブ系(イスラム圏では人に肌を見せるのを良しとしない)かと思い、驚いた。
このご時世、こんな店を開けば、彼らの身も危ういだろう。
しかも、この人たちも意外にヌーディストなのだろうかと首をひねっていたら、新聞の記事を見ると、どうやらヌーディストではないらしい。
名前をよく見るとユダヤ系で、ユダヤ人は風呂に入る習慣があるので、それほど抵抗もないのかもしれない。
おそらく、ヌーディストレストランは話題にもなるし、需要もあると踏んだのだろう。


モンペリエ Tour des Pins(トゥールデパン)モンペリエに中世からある一番古い塔の一つ。

フランスには約260万人のヌーディストがいるそうなので(記事はコチラ)、日本で隠れヌーディストをされている方は、来てみるといいかもしれない。


←参考までに、フランスの人口は6690万人。約4%がヌーディストの計算。

ヌーディストレストラン
O'naturel
火~土 19:30~23:00 (ディナーのみ)
住所 9 rue de Gravelle 75012 PARIS

Tour des Pins(トゥールデパン)に関するノストラダムスの予言。
塔のてっぺんから2本の木が生え、モンペリエ医大で教鞭をとっていたノストラダムスが「これらの木が死ぬ時、モンペリエはなくなる」と予言した。
それらの木が死んでも、モンペリエはなくならなかったが、それらの木が死んだ後、すぐに別の木を植え直したという。



最近、知らない単語が結構ある。

2017-11-21 | フランス
私は2005年にフランスに来たので、2005年以降の流行り言葉などに疎い。

ゎとか、ぁとか、小さい文字をわざとメッセージに入れてみたりするのが流行っていた時も、何故わざわざ小さい文字を入れ込むのか理解が出来なかったし、「萌え」と言う言葉が流行った時も使い方が分からなかった。

先日ある記事を見ていたら、嘘かホントか、最近は、「超」「ヤバイ」「めっちゃ」などの言葉を使わなくなったとのこと。

私の中では「めっちゃ」とかめっちゃ最近の言葉だったし、「超」なんて超使うし、「ヤバい」もヤバいくらい使っている。

いつの間にか、デザートはスイーツになったらしいし、スパッツとレギンスは同じものなのに、どちらかの言葉を使うと古臭いらしいし…


夕方のペイルー公園 毎週日曜日午前中にはアンティーク市が開かれる。

次回日本に一時帰国する時に、ちゃんと現代の日本語が話せるのか、めっちゃ超不安でヤバい。


←草とか、エモいとか、ボカロとか、いちいち調べないと意味が分からず。調べても使い方が分からないし。使うこともないのだろうけど…

無茶する子供たち。

2017-11-20 | フランス
facebookを眺めていたら、また変な記事が流れて来ていた。

前回は、子供たちの間で、自分自身や同級生に熱湯をかけることが流行っているらしいと書いたが、今度は、唐辛子の中身を同級生の目や口に入れたり、肌の上で唐辛子を潰すことが流行っているそう。

これまでで、3人の中学生が火傷を負ったらしい。

スカーフを使って、気絶するまで首を絞めてみたり、熱湯掛けてみたり、唐辛子を目に入れてみたり…一瞬でも正気に戻れば、やめそうなものなのに。


ショッピングセンターポリゴンの入り口 クリスマス仕様2017

やめとけばいいのに、あの年代って、けっこう無茶するのね。


←なにが楽しいんだか??

フランスにもブラックフライデー現る。

2017-11-19 | フランス
今日、お友達の家へお邪魔したら、いつも来ているメンバーの一人が来ないと言う。
理由を聞いたら、ブラックフライデーのため、オディッセアム(モンペリエにあるショッピングモール)で買い物をするためとのこと。

感謝祭?ブラックフライデー?フランス??
と、いくつもの疑問が頭をよぎる。

「感謝祭はアメリカやカナダの行事のはずで、フランスには存在しないし、感謝祭がないのだから、ブラックフライデーなど存在するはずもないもないのでは?」と額に眉間をよせて考えていたら、

「去年あたりから、フランスでもやってるのよ~。お店もそうだけど、特にインターネットで」

とのこと。

ウィキペディアで調べてみたら、フランスでは、アマゾンなどインターネットサイトを中心に2015年辺りから始まり、2016年から大分認知されてきたらしい。


金曜日の夕方は、着付けのデモンストレーションの為に、Aigues-Mortes(エグモルト)へ。モンペリエからバスで1時間。

2005年にフランスに来た頃は、マクドナルドが出来ただけで、デモが起きていたのに、ハロウィーンと言い、ブラックフライデーと言い、フランス人もだいぶアメリカに寛容になってきたことに、驚きを隠せない。


←だいぶ商業的になってきて、こんなのフランス人じゃない!!という思いも。まあ、経済が回るのは良いことよね。


Aigues-Mortes(エグモルト)
海沿いにある、城壁に囲まれた中世の街。カマルグなど湿地帯があり、塩の名産地。モンペリエL1 Place de France からバス106で1時間。バスからは野生のフラミンゴや、Grande-Motte 辺りでは、ポストカードなどに良く載っている変わった建物が見られる。

時刻表 本数があまりないのと、最終バスが18時10分なので注意。
バス料金 一回券1.6€、10回券10€。何回かバスで旅行するつもりなら、10回券がお得。
エロートランスポー