モンペリエで独り言。

南仏モンペリエでぶつぶつぶつぶつ…

バゲット大好きフランス人。

2011-03-31 | モンペリエ
フランスと言えば、バゲット。バゲットと言えば、フランス。


モンペリエにあるヨーロッパ最古の植物園にて 3月24日撮影

フランスモンペリエに着き、ホームステイ先での初日の夕食は何故かピザだった。
「イタリア人か!?」って心の中でつっこんでみたけれど、家族の様子を見ると、どうやら彼らにとってピザはご馳走らしい。家に可愛らしい日本人がやってくるというので、用意してくれたものだったのかもしれない。
そして、テーブルの真ん中にドンと置かれていたのは、数本のバゲット。
「何故バゲット??」と思っていたら、彼らはおもむろにピザと一緒にバゲットを食べ始めたので、衝撃を受けた。
「いくらフランス人だからって、パンおかずにパンですか!?」って。
日本人だとご飯おかずにご飯。みたいな。


モンペリエにあるヨーロッパ最古の植物園にて 3月24日撮影

それから2年後のある日、アパートに住んでいたわたしは、どういったきっかけだったかお昼にお友達数人を呼んで、カレーライスを食べることにした。その中に友人のフランス人もいたのだけれど、カレーを食べながら、彼はわたしにこっそりつぶやいた。
「ねえ、バゲットはないの??」

「ね~よ!!」とは言わずに、普通にバゲットはないことを説明しましたけどね。
まあ、なんとなくちょっとは予想していたんですけどね。なら、前もって買っておいてあげれば良かったのにって話ですけどね。


モンペリエにあるヨーロッパ最古の植物園にて 3月24日撮影

そして、更に2年後。日本食レストランでバイトをしていた時。
あるテーブルに前菜のスシを持っていったら、お客さんに声を掛けられた。

「ねえ、バゲットはないのかしら??」

「ね~よ!!」

っては言わずに、笑顔で「ごめんなさい。ここ日本食レストランなんでバゲットは置いてないんです」って親切に説明してあげた。さすがのわたしも、すしにバゲットとは意表を突かれたけどね。
全くフランス人ときたら何も分かっちゃいないんだから・・・


モンペリエにあるヨーロッパ最古の植物園にて 3月24日撮影

とはいえ、わたしもテイクアウトしたシュークルート(フランスアルザス地方の郷土料理)をご飯と一緒に食べたとアルザス出身の女性に白状したら、ものすごい目で見られたけどね。

←海外組も頑張るからね☆

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被災者のためのトルコカッパドキア旅行プラン 「トルコ子育て生活」より。

小学生へ支援品を送るプロジェクト 「クロマニア」より

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乾燥果物

2011-03-30 | モンペリエ
早いものでフランスに来て5年が経った。
フランス語はまだまだ怪しいもんなのだけれど、在仏3年目に入る頃から日本語の単語が出てこなくなった。


モンペリエにあるヨーロッパ最古の植物園にて 3月24日撮影

最近、横浜の友達にちょっとした小包を送った時、箱にまだ余裕があったのでチョコレートを入れてみた。
しかし、彼女の息子にはアレルギーがあるので、原材料、アレルギーの欄を念のため訳す。

原材料:砂糖、カカオバター、脱脂粉乳、カカオペースト、・・・・
乳製品、ハシバミの実、大豆使用
小麦粉、乾燥果物混入の可能性


こんな感じ。


サボテン モンペリエにあるヨーロッパ最古の植物園にて 3月24日撮影

読み返して、「あれ、乾燥果物って言うっけ??」と疑問に・・・
「ほかに何か言い方あったかな~??」としばらく考え、ギブアップ。
「よし、こういう時は英語にするのよ」と出てきた答えが、

ドライフルーツ!!

いやはや感動的な一瞬でございました。


石垣からたくましく生えているお花 モンペリエにあるヨーロッパ最古の植物園にて 3月24日撮影

それにしても乾燥果物って・・・

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いつものブログ巡りをしていて、こんなの見つけました。

被災者のためのトルコカッパドキア旅行プラン 「トルコ子育て生活」より。

小学生へ支援品を送るプロジェクト 「クロマニア」より

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海外より愛を込めて。

2011-03-29 | モンペリエ
東日本大震災のためのチャリティーバザーがパリで行われるとかで (バザーの詳細はコチラ)、家に細々あった新品の物品を送ることにし、募金をしてくれた人に折り鶴を渡すというので、折り鶴も折ることにした。

人が必死で折り鶴を折っている時に、「なんでそんなの折っているの??」と相方に訊かれたので、募金をしてくれた人に渡すんだと説明すると、「そんなのフランス人に伝わらなくって、ゴミ箱に行っちゃうんじゃないかな?」と言われた。

「人が必死に折っている時に何でこんなこと言うかな??」と思ったが、「募金する人はきっと日本好きな人だけではないはず。相方の言う通りかも」と思い直す。

意外に時間の掛る折り鶴作り。作ったって捨てられると思いながら出来るものではない。なら、どうすれば捨てられないか考えてみる。メッセージを書いてもいいとのことだったし、何か書こうか??漢字だったらフランス人に一般的に受けがいいだろう。じゃあ、四文字熟語を書いてみよう。ということで、出来上がったのがコチラ。


一致団結鶴。訳として、un pour tous, tous pour un(一人はみんなのために、みんなは一人のために)

たくさんの人が募金してくれるといいな~。



←海外組も頑張るからね☆

メリックへ行く。

2011-03-05 | モンペリエ
最近、モンペリエもすっかり春めいてきたので、お友達のHさんとモンペリエの駅からトラム2号線で15分くらいのところにあるメリックへ。


メリック入口
メリックはモンペリエ出身の印象派の画家、フレデリック・バジルの所有していた土地。


赤い実


青い実


森の中を歩いて行くとレズ川に辿り着く


早くも桜が・・・と思いきや、これらはアーモンドの木


ホント桜にそっくりでしょ??
あと2週間くらい経ったら、これは桜だと思って観に来るつもり。まだ咲いてるかな??


最寄りのトラムの駅からの道も綺麗

次回はモンペリエの植物園の写真です。