いろいろと試してみた、毎日。

趣味のクルマ・バイク中心ですが、他にもなんだかんだやってます。

オイルはちゃんと交換・補充しましょう。

2023年12月31日 | 日記
はい、オイル管理が命(笑)

普段の維持費用をケチって壊れるのは当たり前。
今回は実例みたいなモノ、オイル管理を怠ったりケチったりするとどうなるかですね。

いつも修理でお邪魔しにくるヤマハ・ギア、その中でもとっておきにヤバいやつをご覧あれ(笑)

えーっと、まずは軽く、オーナー様がまったくエンジンオイルの管理をせずに枯渇するまで乗り続け、最終的に信号待ちでエンジンストップ、不動になったギアのピストンです。



トップリングが一部欠損、ピストンとシリンダーに噛み込んだようで、そのえぐれた跡と、ピストンのリング溝がほぼ棚落ちしていますね。
ギリギリ焼き付きしなかったというだけマシという故障。

お次は本当にヤバいの(笑)
これですね。



?? みたいな画像ですが、バルブが折れ、ピストンに突入までは序の口、ピストンが溶解までしてしまっているという故障。

なんでこんな派手な壊れ方をしているかというと、オーナー様がエンジンオイルの知識が無いまま、自分で2ストオイルを4ストのギアに入れ換えた模様。
エンジンブローした時に瞬間的にロックしたようで、ドライブプーリー破損、ベルトまで擦り切れ緩みきっていたという状態。

オイル管理はちゃんと行いましょう、自分で出来なければ、ケチらずにショップにお願いしましょう、としか言えない故障でした(笑)

では、みなさま良いお年を。
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リビルドオルタネータのハナシ。

2023年12月16日 | 日記
いわゆるダイナモ(笑)
古い言い方ですが、発電機ですね。

クルマはバッテリーだけでは電力が足りず走れませんので、発電機が付いています。
壊れると最悪の場合、走行不能になりますので重要な部品ですが、純正よりお財布に優しいリビルド(再生)品が販売されています。

基本、中古を再生する際に劣化部品は交換され、新品に近い能力まで回復されますが、リビルドメーカーによって耐久性に差があるようです。
ちなみに、私が使用していたリビルド品がこちら。



見た目は純正とほぼ変わらず(笑)

K6A用の純正品番31400-76G00と同等品ですが、コア返却無し、当時は送料別で5700円程度の廉価品、製品補償は半年間ついていました。

「コア返却」とは今まで使っていた中古オルタネータをメーカー(販売店)へ、購入品に同封された宅配着払い伝票で送付するだけ(笑)
ただし、返却できる中古オルタネータの状態に条件がある場合がありますので注意が必要ですね。

また、同じ車種でも純正品番(能力)が異なるオルタネータを使用している場合もあり、購入時は車検証による適合もしくは品番確認は必要です。

購入した5700円のオルタネータはというと、純正とほぼ変わりなく発電も14.4V付近で十分でしたが、走行約35,000km(約4年間)使用後、アイドル(エアコン使用、灯火点灯)で発電量が不足する症状が出始めたので寿命と判断して交換となりました。

前々回でアイドルハンチングの記事を載せていますが、HA22Sワークス(電子スロットル搭載・前期型)の場合、ヘッドライトが頻繁に一瞬暗くなる、アイドル回転数が急に落ち込んでエンストしそうになるなどの他、エアコン使用時のハンチング症状はオルタネータの発電不足か不調が原因の場合もあります。

ちなみに同じメーカー製オルタネータをほぼ同時期に友人の修理依頼で載せ替えてあげたんですが、毎日の通勤距離が往復100kmを超える走行だった為か、もっと短い期間でオシャカになりました(笑)

まあ、私も友人の時もいきなり純正が故障、緊急で走ればいいやぐらいで購入した激安社外品なので、まあ走った方かなと(笑)
ちなみに、私の純正は14万kmでご臨終。

「リビルド」とは完全な新品ではありませんので、販売時に一定の補償がされているものがやはり安心ですね。
最近は「リンク」という定義もあるようで、中古とリビルドの中間にあたる再生品のようです。

現在も私のワークス君にはリビルドを使用していますが、価格はちょっと上がって8000円程度の補償1年付き。
さあ、いつまで使えるでしょう(笑)

では、また。
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